白血球は血液の成分の一つで、主に人体に侵入してくる微生物や細菌、そして感染症の原因となるウイルスなどの進入に対抗して体を守る働きをしています。

体の中に細菌などの異物が侵入してくると、白血球の数が増加して、その異物と戦い消化し無害としますので、細菌感染症などの病気に罹っている場合は、血液中の白血球数が増えるのです。

この様に、一定量の血液中に含まれている白血球数を測定する事で、病気の有無を確認することが可能となります。

今回は、その白血球数(WBC)の基準値などについてまとめました。

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白血球数(WBC)ってなんで検査するの?

Bacteria
白血球は、細菌などの外敵が入ってきた場合、それと戦って身体を守ってくれます。
したがって、体の中に細菌が入っていたり、炎症を起こしたりすると、血液中の白血球は増え、それらを抑える働きがあります。

その様な働きから、その増減は健康度チェックの一つの目安として役立ちます。

その場合、白血球は多すぎても、少なすぎても良くありません。

正常値であるかどうかを見極めるのが検査の目的です。

白血球数(WBC)の正常値と異常値は?

Blood-test (2)

白血球数の正常値は?

男女とも血液1立方ミリメートル中5000~8000個あるのが正常値

赤血球に比べると、少ないのが正常なのです。数値の幅は、生理的な理由によっても変動するため余裕値となっています。

白血球数の異常値は?

増加している場合、急性虫垂炎など体の中に炎症性の疾患があると、12000~20000個に増えることがあります。
また逆に3000個以下に減る事もあります。
いずれも極端な増減異常値と判断されます。

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異常のときに考えらえる病気は?

  • 細菌性腸炎、
  • 扁桃腺炎、
  • 肺炎、
  • 白血病、
  • 歯茎の炎症など が考えられます。

特に再生不良性貧血、骨髄性白血病の初期は減ります。

白血球数(WBC)の検査で注意すべき点は?

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白血球数は、生理的な影響を受けやすく、朝と夜、激しい運動後、入浴後も数値に変動が見られます。
検査を受けるときは、医師の指示を良く守り、正常な生理状態で受けるように心掛けましょう。

最後に

この検査で異常値を示した時には、再検査や血液像、赤沈、血小板数などの血液検査、さらにCRP、シアル酸などの炎症マーカーの測定などが必要となります。

再検査の結果、基準値の範囲内で、他の検査でも異常が確認されなければ、心配の必要はないようです。

白血球数が著しく増加しており白血病や敗血症が疑われる場合は、治療を速やかに行なうために入院して骨髄の検査を受ける必要があります。

逆に、白血球数が極端に減少している場合は、重い敗血症を起こす可能性がありますので、直ちに無菌室に入らないといけない非常に危険な状態となります。

また、薬剤の副作用により白血球が減少することもありますので、服用している薬剤を止める必要があります。

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