赤血球数(RBC)は、健康診断などで行われる血液検査の1つです。

赤血球数(RBC)には、酸素を運ぶ働きのあるへモグロビンが多く含まれており、この赤血球中に含まれるヘモグロビン量の不足、または、赤血球の数が減少した状態を貧血と呼んでいます。

赤血球数やヘモグロビンの量が減少すると、血液が酸素を全身に送る機能が低下するため、あらゆる臓器や組織が酸素不足の状態となり、疲れやすい、息切れ、頭痛などの貧血の症状が出てきます。

また逆に、赤血球数(RBC)が増えすぎると、血液の流れをわるくし、血栓症などが起こりやすくなる赤血球増多症(多血症)となってしまいます。

それでは、この赤血球数の基準値はどうなるのでしょうか?

今回は、赤血球数(RBC)の基準値などについてまとめました。

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赤血球数(RBC)ってなんで検査するの?

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赤血球の検査には、赤血球数、ヘマトクリット値、ヘモグロビン量の3つがあります。

赤血球は、体の組織細胞に酸素を運び、不要な炭酸ガスを運び去る働きをしています。
それが不足すると、酸素を運ぶ能力が落ち、体の各細胞は酸欠状態となり、下手をすると命に関る場合もあります。

このようなことから、赤血球数がどのくらいあるか、正常なのか、異常なのかを調べるのが、検査の目的となります。

赤血球数(RBC)の正常値と異常値は?

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・正常値
―検査の結果、男性の場合、1mm³中に500万個女性は400万個あれば正常値
酸素の補給、炭酸ガスの排出も正常であると判断されます。

・異常値
男性の場合、400万個以下女性では350万個以下だと異常値と見なされ、酸素の運搬、炭素ガスの排出作用がスムーズに行なわれていないと判断されます。

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異常のときに考えらえる病気は?

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・貧血の場合
鉄欠之性貧血、ビタミンB2の欠乏による悪性貧血、骨髄ほか造血機能の低下による再生不良性貧血、赤血球が破壊される溶血性貧血などが考えられます。
そのなかでも、日本人に多くみられるのは鉄欠乏性の貧血です。

・その他の疾患
胃潰瘍などが考えられます。

 

赤血球数(RBC)の検査で注意すべき点は?

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1回の検査で完璧な数値を期待するのは不可能とされます。

1度の数値で不安がらず、2,3度の検査を受けて正確な数値を出すのが大切です。

なお、幼児は600~700万個もの赤血球がありますが、15歳ごろをめどに、その数値は成人値になりますので、心配される必要はありません。

最後に

赤血球数の血液検査で異常が判明したら再検査で正確な赤血球の数値を出し、それでも赤血球数の異常が認められれば精密検査を受けて貧血の原因を明確にするのが大切です。

鉄欠乏性貧血なら、栄養バランスをしっかりとり、鉄分の多い食品や緑黄食野菜を積極的にとり入れるようにして下さい。

他にも貧血は、悪性貧血、再生不良性貧血、溶血性貧血、白血病などの悪性の病気である可能性もありますので、白血球数、血小板数、白血球分画、骨髄穿刺などの検査を行なう事もあります。

貧血は軽く見られがちな事も多いですが、放置すると大事に至ることもありますので、たかが貧血とお考えにならずに、しっかりと検査をされるのが大切です。

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