Inspection method of colon cancer Eye-catching image近年、「がん」の中でも大腸がんが増加しており、大腸がんで亡くなる方も増えてきています。症状が出てきたときには進行していることが多いのもこの大腸がんの特徴です。

しかし、症状が出る前に、早期で見つけることができれば、完治することもあるのが、大腸がんの特徴でもあります。

今回はそんな大腸がんを見つけるための検査についてまとめました。

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大腸がんの検査方法は?

一般女性 Aさん
大腸がんの検査方法にはどのようなものがありますか?
男性医師
最も安価で、手間もかからないのが、便潜血検査です。

これは何を調べるかというと、便の中に血が混じっていないかを調べる検査です。正常の場合、便には血液は混じりません。便に血液が混じるとすぐに大腸がんではありませんが、大腸がんの場合、陽性になることが多いため、この検査が検診に入っています。

ただし、すべての大腸がんが、この便潜血検査でひっかけられるわけではありません。

調べた便にたまたま血が混じらなかっただけの場合もあります。

男性医師
ですので、より大腸がんをきちんとチェックしたければ、大腸カメラが必要になります。

大腸カメラは、大腸内視鏡検査とか、下部消化管内視鏡検査などとも呼ばれます。

便潜血検査でひっかかった(陽性)人が次のステップとして、精密検査である大腸カメラを受けます

大腸がんの検査方法
  • 便潜血検査(スクリーニング検査)
  • 大腸カメラ(精密検査)

関連記事)便潜血検査で陽性の場合、どうするのがベスト?

20120326162939illustration by フリーメディカルイラスト図鑑

大腸がんの検査は何歳から受けた方がいい?

一般女性 Aさん
大腸がんの検査は何歳から受けたらいいですか?

大腸がんは50歳くらいから増加し、高齢になるほどかかる確率は高くなります。
また50歳の人が、死ぬまでに大腸がんにかかる確率は男性で8%、女性で6%と言われます。
さらに亡くなる確率は3%と言われます。

100人に3人の割合です。決して低くはないですね。

男性医師
厚労省の発表によると、40歳以上の成人は大腸がん検診を受けた方がいいということです。

米国予防医学専門委員会(US Preventive Services Task Force, USPSTF)では、大腸がん検診としての、便潜血検査または大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を

  • 50歳〜75歳の成人 →受けた方がよい。
  • 86歳以上の高齢者 →受けない方がよい。
  • 76歳〜85歳の高齢者 →その間

と発表しています。

大腸がんは若くして発見されることがありますので、早い時期からがん検診を受けた方が良さそうですね。

特に血の繋がった家族で、大腸がんがある人は若くして検査するべきです。

とにかく大腸がんは早期発見が大事です。がんが進行すると、全身に転移をきたし、完治が見込めないからです。早期の場合は大腸カメラでがんを取り除くこともできます。

働き盛りの男性は特に、受けるべきがん検診の一つですね。

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大腸がんになりやすい人はどんな人?

男性医師
大腸がんは家族歴が大きな危険因子になります。

つまり、血の繋がったご家族に大腸がんの人がいれば、自分が大腸がんになる確率はそうでない人よりも高くなります。こういった場合は、定期的に大腸がんの検査を受けるべきです。

中でも、「家族性大腸ポリポーシス」「遺伝性非ポリポーシス大腸がん」という病気の方は、大腸がんになる危険がかなり高いので定期的な検査は必須です。20130821085303

illustration by フリーメディカルイラスト図鑑

そもそも日本人が大腸がんにかかる頻度が増えてきた背景に、食事の欧米化があります。
また、運動不足、果物の摂取不足、過度の飲酒、喫煙も危険因子と言われています。

大腸がんは生活習慣病ではありませんが、その要素もあるということです。

男性医師
普段から規則正しく、適度な運動・食事を心がけることも大腸がん予防には大事です。
一般女性 Aさん
よくわかりました。

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