バリウム検査をする前には必ず「バリウム」という白い液体を一気飲みさせられます。
しかも不味かろうが苦しかろうがゲップをすることは一切許されません。ウップ・・・。
このようにみんなの嫌われ者バリウムですが、飲んだ後も結構気になる存在なのです。
というのも、このバリウム、飲んだらすぐに(おトイレで)出さなければ腸内でカッチカチに固まってしまい、腹痛や便秘を起こして大変な事になってしまうのです。
ひどい場合は手術になることもあるんですって!
バリウム検査後ってみんなちょっとだけナーバスになっていますよね。
でも大丈夫!どんどん食べてくださーい♪と少しフライング気味ですが・・・
今回は
- バリウムを飲んだ後の食事はいつからできるのか
- バリウムは早く排出させるポイント
- オススメの食べ物
以上のラインナップでお届けします!
バリウムを飲んだ後の食事はいつから?
バリウム後の食事は、どのタイミングでとっていただいても大丈夫です。
ただ、病院で検査を受けたという疲労感と、バリウムの一気飲みによる膨満感で食欲がわかないかもしれませんね。
そんな時はもちろん無理をして食べなくてもいいです。
でもお腹のバリウムが固まるのを防ぐために、水分はたくさん摂るようにしてください。
バリウムを早く排出するための食事のポイント!
早く出すポイントはズバリ食事と一緒に水分をたっぷり摂る!
ふだん皆さんが摂ったほうがいいとされている水分量は1~2リットルとされていますが、バリウムを飲んだ日は2.5リットルを目標にがんばってください。
さらに繊維質のものを多く摂るように心がけるとよいですね。
バリウム検査後のおすすめの食べ物はコレ!
バリウム検査の後はバリウムを早く確実に出すために、病院から下剤を処方されますが、人によって効き方が違ってくることもあると思います。
そのための保険としてお通じの更なる上を目指し、お食事の内容にもこだわってください!
オイル類
普段はあまりたくさん摂らないように心がけている方は多いかと思います。
ですが、バリウム後に限っていえば、油っこいもの大歓迎!
ここぞとばかりにどんどん食べてください。
とはいえ「やっぱしマヨネーズとか中華は重いな」という方は、最近はヘルシーなオイルもたくさん出てきていますので、そういったものを普段のお料理に取り入れてみるといいと思いますよ。
食物繊維
一言で食物繊維といっても水溶性(水に溶けるもの)と不溶性(水に溶けないもの)がありますので、注意が必要です。
バリウム検査の後は不溶性食物繊維は避けましょう。
水溶性食物繊維
粘性、保湿性が高いことが特徴です。
水に溶けるとドロドロのゲル状になるので、体内にあるバリウムを押し流し、腸の粘膜を保護してくれる役割をします。
- こんにゃく
- ところてん
- 納豆
- 山芋
- 寒天
- かんぴょう
- カレー粉
- エシャロット etc…
不溶性食物繊維
水に溶けない食物繊維なので、便をかさ増しして有害物質を吸着させて排出させる効果があります。
健康な腸の状態でしたら問題ありませんが、消化しづらく便が硬くなったりするので、バリウムを早く出すには控えたほうがよい食材です。
- インゲン豆
- おから
- とうもろこし
- きくらげ
- 干ししいたけ etc…
これらの食材は普段はとても健康によい食材で積極的に摂りたい食品ですが、バリウム検査後のご飯には向いていません。
まとめ
- バリウム検査のあとはすぐに食事をしても大丈夫
- 食事をしてもしなくても、とにかくお水をたくさん飲みましょう
- この時ばかりは油っこい食事もどんどん食べましょう(ダイエットは明日から~♪)
- 別にこってり系じゃなくても、上質なオイルでさっぱり摂取ももちろんOK
- 水溶性食物繊維はたっぷり摂りましょう
- 不溶性食物繊維に注意
- とんこつラーメンはオススメ
バリウム検査でたいへんな思いをして、さらにバリウム排出に失敗だなんで辛すぎる!
そんな思いをしないように、きちんとバリウムアフターケアを怠らずスム~ズな排出を目指しましょう!
白いウンチが出るまでがバリウム検査ですっ!さいごまでしっかりね♪♪♪