脳動脈瘤の手術をした場合、どれくらいの入院期間が必要なのでしょうか?

実は、動脈瘤の状態により異なります。

通常は、動脈瘤があることがわかっていて、まだ破裂していない状態で破裂を防ぐ目的で待機的に手術をします。

破裂をするとクモ膜下出血となりますので、即、命に関わります。緊急手術が必要となるのが通常ですが、破裂してからある程度時間が経っている場合は待機的に手術が行われることもあります。

その両者を含めて、脳動脈瘤の手術をしたら

  • 入院期間は?
  • 手術方法は?
  • 手術費用は?

という気になる3つの情報についてお話しします。

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脳動脈瘤の手術をしたら入院期間はどれくらい?

入院期間は前もってだいたいの目安を知っておきたいところですよね。

この場合、

  • 動脈瘤の大きさ
  • 合併症の有無、回復具合
  • 患者の年齢

によっても入院期間は異なります。

もちろん、未破裂脳動脈瘤なのか、破裂動脈瘤なのか、ここが大きく関係します。破裂動脈瘤の場合は要するにクモ膜下出血の状態であり、命にかかわる状態ですので、入院期間は長くなりますし、合併症が起こる可能性も未破裂に比べると高くなります。

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未破裂脳動脈瘤の場合

まずは未破裂脳動脈瘤の場合でご説明すると・・・

手術当日からや手術前日から入院する場合と、手術前に3日程入院して手術に挑む場合などがあります。

  • 基本的には、術前3日、術後1週間の入院

となることが多いようです。

ですが簡単な手術の場合は、日帰りや1泊で済むということも多いようですが、合併症などにより中には入院が長引くこともありますので、一概には言えないところです。

破裂脳動脈瘤の場合

破裂・・・つまりは、くも膜下出血を起こしている場合ですね。

この場合は、破裂による症状や合併症の有無が大きく関係します。もちろん、未破裂の場合とは訳が違います。

  • 基本、1ヶ月〜3ヶ月と開きはありますが、月単位の入院期間が必要

になってきます。

集中治療室に入り、絶対安静期間を経て、回復を待って一般病棟に移った後、徐々に体を動かし始め様子を見ての退院許可となります。

ですが、中には破裂部位が小さく出血も少量だともっと短くなることもありますが、再出血の恐れもあるため、慎重になりますし、その後リハビリ入院に入ることもあり、入院期間が更に長期化する場合もあります。

globeのKEIKOさんがこのくも膜下出血による手術をして1ヶ月以上の入院をされてましたね。

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そもそも脳動脈瘤の場合どんな手術方法があるの?

手術法は大きく分けてこの2種類です。

  • 開頭手術(クリッピング法):手術室での手術。
  • 血管内治療(コイル塞栓術):透視室での手術。
それぞれについて方法を詳しくご説明します。

開頭手術(クリッピング法)

全身麻酔をかけ頭部を開いて手術を行います。血管の外側から動脈瘤となってる部分の付け根の部分をクリップで挟みます。破裂の危険性がある部位を縛って破裂を防止させるためです。

後遺症や再発の危険性の少ない治療法と言われていて、3mm以下の脳動脈瘤に適しています。

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血管内治療(コイル塞栓術)

足の付け根の血管(大腿動脈)からカテーテルを入れ、脳動脈瘤がある位置にコイルを詰め栓をして破裂を防止する方法です。

開頭手術とは異なり切開しないため、体への負担は少ないものですが、脳動脈瘤の形状によっては手術ができない場合もあります。

短時間で済むため高齢者や体力のない患者向きで、開頭では困難な場所にある脳動脈瘤に適しています。ただし、手技は難しいものであり、通常限られた施設でしかできません。

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ですが、破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血の場合、時間との勝負です。すぐに破裂部位を塞ぐ治療をしないと死に至るケースも多く、また再破裂の危険性も非常に高いからです。

なので、検査の段階で未破裂脳動脈瘤を発見したら、その瘤の大きさによって破裂を防ぐべくこうした手術が必要となるのです。

関連記事)脳動脈瘤の症状まとめ!頭痛やそれ以外が起こるのはどんな時?

脳動脈瘤の手術すると費用はいくらくらいかかる?

いくつか例を挙げてみますね。

医療期間や入院日数、手術や病室によっても費用は差が出ます。そのうえでAさんの場合、Bさんの場合と見ていきましょう。

  • Aさんの場合・・・入院期間2週間・クリッピング法→600,000円
  • Bさんの場合・・・入院期間1週間・コイル塞栓術→220,000円

 

Aさんの場合、限度額申請をしておらず、3割負担での金額となりました。

Bさんの場合ですが、医療費は高額療養費の限度額の届け出を出していたので9万円弱、それプラス差額ベット代や食事代等での金額です。

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どちらも手術だけで2,500,000円~3,000,000円かかることがほとんどですが、実際に支払いをするのはその3割です。ですが、限度額申請をしていたら、退院時の窓口支払い金額は随分異なりますし、高額医療費控除の対象ともなります。

また、保険に加入していたら全額返ってきます。予め入院前に限度額適用認定証交付申請をしておくことをおすすめします。そうすることで病院にその届け出を提出し、窓口の支払いが自己負担限度額までとなるからです。

ですが、この手術、入院費用はハッキリといくら!ということが言えません。

それは手術が1回で済むとは限らなかったり、入院期間が長くかかることもあるからです。更に合併症が出ていればそちらの治療も必要になり、また金額も異なってくるからです。

どちらにせよ、入院前には限度額適用認定証交付申請をしておくに越したことはありませんね。
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最後に

  • 未破裂脳動脈瘤の場合、日帰り~1週間くらいの入院期間が多いが、中には長引くこともある
  • 破裂脳動脈瘤の場合、数ヶ月の入院期間が必要
  • 開頭手術(クリッピング法)と血管内治療(コイル塞栓術)という手術法がある
  • 費用は手術だけで2,500,000円~3,000,000円はかかる(支払うのは3割)
  • 手術等の治療費+{(ベッド代+食事代)×入院日数}→3割
  • 入院前に限度額適用認定証交付申請をしておくことをおすすめ

 

ですがこれはあくまでも目安であり、全ての人に当てはまるものではありません。入院手術というのは何があるか分からないものですが、入院前に一度おおよその必要入院日数や金額を聞いておくと安心ですね。

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