Spirometer Eye-catching image

呼吸機能の検査は、肺が正常に機能しているかを調べる検査です。

その際に使われる検査機器、『スパイロメーター』から測定される数値を知る事で、どの様な肺の病気があるのかが分かります。

そこで、今回はそのスパイロメーターの基準値、分かる病気についてまとめました。

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スパイロメーター 基準値は?分かる病気は?

呼吸機能の検査に使用される機器、『スパイロメーター』から全肺気量、肺活量、等を測定する事が可能ですが、それらの数値は、「スパイログラム」と言う波グラフに表されます。

又、検査結果の数値は、「フローボリューム曲線」と言うグラフに表示されます。
これは、縦軸=流量、横軸=容量で表され、健康な方のフローボリューム曲線は、キレイな山を描く線になりますが、気管支喘息などの病気が疑われる場合は、下降線のへこんだ様な形になります。

flowvlume

上記で述べた、「スパイログラム」「フローボリューム曲線」から、肺の換気機能を表す項目には、努力性肺活量、%肺活量、1秒率があります。

これらの基準値を割り出すことで、疑われる病気を発見する事に繋がります。

以下に、その数値と、疑われる病気を挙げました。

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努力性肺活量

―肺一杯に息を吸い込み、最大の速さで、一気に吐き出した空気の量をチェック。

*基準値=男性、3500ml 女性、2300ml
*低下が認められる数値=男性、2500ml 女性、1700ml

%肺活量

性別や年齢から予測される肺活量と実測肺活量を比較し、その比率をチェック。

*基準値=80%以上
*79%以下の場合は、拘束性換気障害(肺が萎縮している)によって発症する
胸膜癒着、胸郭異常、肺線維症、肺炎、等の可能性があります。

1秒量

努力肺活量のうち、最初の1秒間に吐き出された空気の量をチェック。

*基準値=70%以上
*69%以下の場合は、閉塞性換気障害(気道が狭くなっている)によって発症する、肺気腫、気管支喘息、慢性気管支炎、等の可能性があります。

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スパイロメーターで異常を認めたら?

検査の結果、何らかの病気が疑われる場合には、呼吸器科という専門科を受診して、必要に応じて胸部CT、胸部X線、動脈血ガス分析、血液検査、等の精密検査がされます。

そこで病気が判明しましたら、治療を行うという流れです。

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