mri inspection Eye-catching image

MRI検査が必要になった場合は医師よりその旨伝えられ、その際に簡単な注意事項と検査を行う日時を指定されるのが一般的です。

検査に際して特別な準備は必要ありませんが、検査内容によっては前日より食事制限がある場合があります。

それでは、MRI検査を受ける時の注意事項とはどのようなものでしょうか?また、受けられない人もいるのでしょうか?
造影剤を使用する際の注意事項は?

今回は、MRI検査を受ける時の注意事項を中心にまとめました。

Sponsored Link

MRI検査を受けるときの注意事項は?

Medical

 

一般男性 Bさん
MRI検査を受けるときの注意事項を教えて下さい。
男性医師
注意事項はいくつかの段階においてありますので、順番にご説明します。

検査当日の注意事項

検査する部位や造影剤の使用の有無により食事や水分の摂取制限の指示が出ることがあります。

検査の際は検査着に着替えることがほとんどです。 金属のついた下着(ブラジャーやボディースーツなど)は検査の妨げになる可能性が高いため検査時には外してください。金属のついていない下着を着用することは可能です。

コンタクトレンズの一部に金属を含んでいる可能性があり検査の妨げになりますので、当日はコンタクトレンズをはずせるように準備されるか、眼鏡で代用するなどの対策をとるようにして下さい。

化粧品には金属成分が含まれているものもありますので、アイシャドーやマスカラなどの濃いメイクは避けください。

検査室に持ち込めないものや検査時にはずす必要があるもの

  • ヘアピンや金属製の髪留め
  • 眼鏡、補聴器、入れ歯
  • ネックレス、ブレスレット、イヤリング、ピアス、指輪、腕時計などの貴金属類
  • 湿布薬 やカイロ(使い捨てを含む)
  • ニトロダームテープ(表面が肌色で貼る面が銀色のもの)・ニコチンパッチ
  • 財布、キャッシュカード、携帯電話、カギなどの貴重品

検査中の注意事項

  • 1回の撮像には約3分ほどかかり、それらを繰り返します。検査中に痛みなどで動いてしまうと写真がブレてしまいますので、じっとしておく必要があります。
    検査は比較的楽な姿勢で行えるようになっていますが、それでも一定の姿勢が保てない方は場合により検査を中止することがあります。
    また、検査中は、緊急時用ブザーを持つことが出来ますので、気分が悪くなった場合にはブザーで知らせる事が可能です。
    さらに、モニターでも検査室内の状況を観察していますので安心して検査に臨めます。
  • 骨盤部(子宮・卵巣・膀胱・前立腺)の検査を受ける場合は、検査予定時間の30分前より排尿しないで下さい。
  • 胸や腹部(肝・膵・腎臓、胆嚢など)の検査では撮像中は息を止めて検査します。なお、息を止める時間は約20秒間ですが、数回繰り返しますので、いつも同じペースで息を吸って下さい。
  • 検査後の生活に制限はありません。

Sponsored Link

MRI検査を受けられない人は?

一般男性 Bさん
MRI検査を受けられない人もいるのでしょうか?
男性医師
以下に該当される方はMRI検査を受けることができません。

 

  • 心臓ペースメーカー,植え込み型除細動器を装着されている方
  • 可動性義眼を装着されている方
  • 人工内耳、人工中耳を埋め込んでいる方
  • 聴性脳幹インプラントを埋め込んでいる方
  • 神経刺激装置,骨成長刺激装置を装着されている方
  • 脳動脈瘤クリップを使用している方(チタン製は可)
  • インシュリン注入ポンプを装着されている方
  • 体内で移動の可能性のある金属を挿入されている方

以下に該当される方はMRI検査が受けられないことがありますので、予約される際に必ず医師と相談し検査が可能かどうか確認して下さい。

  • 脳動脈クリップを使用している方
  • 金属製の人工弁を入れている方
  • ステント(冠動脈ステント,動・静脈ステント,胆管ステントなど)を入れている方
  • 下大静脈(IVC)フィルタを入れている方
  • 血管などの塞栓用コイルを入れている方
  • 骨接合プレート・ワイヤーおよび人工骨頭・関節を入れている方
  • 眉や体などに入れ墨やアートメークをされている方
  • 妊娠中または妊娠している可能性のある方
  • 歯列矯正ブリッジ、義歯インプラントを入れている方
  • マグネット式の義歯を使用されている方
  • 閉所恐怖症の方

Man

関連記事)MRIの原理を簡単にわかりやすく解説!

MRI検査で造影剤を使用する際の注意事項は?

point5

造影剤を使用する場合は、検査時間の4~5時間前までに食事を済ませる必要がありますが、水やお茶、常備薬服薬制限はありません。ただし、血糖コントロールされている方は主治医にご相談ください。

ビグアナイト系薬品(血糖値降下剤)を使用している場合は、検査前日より使用するのを止め下さい。

  • 腎臓の機能がかなり悪い場合。
  • 過去に強いアレルギー反応(ショック)などが起った方。
  • 過去の検査で気持ちが悪くなったり蕁麻疹が出た方。

上記に該当する方は注意が必要ですが、治療上どうしても造影検査が必要な場合には、その副作用を抑える薬剤を使用して検査をすることがあります。

なお、CTとMRI検査では、使用する造影剤が全く異なりまので、CTの造影検査で異常が出た場合でも、MRI造影検査では異常の無い方がほとんどです。稀にどちらの造影剤でも異常反応が出る方もいますので、心配の場合には、担当医にお尋ねください。

ちなみに、MRIの造影剤で異常が出る方は、CTの造影剤で異常が出る方に比べるとかなり少ないです。

関連記事)MRI検査の造影剤の副作用は?なぜ使うの?

最後に

MRI検査の際に注意する事は結構ありますが、事前にその点を知っている事で精神的にも落ち着いて当日の検査に臨むことが出来ると思います。

また、ご自分は検査を受ける事が出来ないかも、と思われても医療機関により対応は異なりますので、自己判断することなく、必ずご利用になる医療機関で確認するようにして下さい。

 

一般男性 Bさん
近くMRI検査を受ける事になっていましたので、大変参考になりました。不安な点などは事前にしっかり相談して検査を受けたいと思います。

 

Sponsored Link

 

関連記事はこちら