私の周りでも、「めまいや耳鳴りが治らなくて病院に行ったらメニエール病って言われた」って人けっこう多いんですが、皆さんの周りではどうですか?
けっこう続くめまいや体調の悪さを訴える人がメニエール病だったということ多いんです。
今回は、そのメニエール病について・・・
- 症状は?
- 原因は?
- 治療方法は?
という疑問にお答えしたいと思います。
メニエール病の症状って?
- めまい
- 耳鳴り
- 難聴
- 冷や汗
- 動悸
- しびれ
めまいの他に、とにかく耳に症状が出るのが特徴で、耳が詰まったような感じがする閉塞感や圧迫感。その他、TV画面のザーっというような耳鳴りがすることもあります。また、低い音が聞き取りにくいという難聴にも悩まされます。
メニエール病をセルフチェック
- 繰り返すめまい
- 目を閉じると船に揺られてるような感覚になる
- 横になっても目が回っている
- めまいが続く時間が長い(数時間程度)
- めまいと一緒に耳の違和感も感じる
- めまいと一緒に吐き気や嘔吐もある
- めまいの頻度が多い
- 耳が聞こえづらい
特に、目を閉じると地面が揺れてるように感じたり、横になってもめまいが続いてる状態が、メニエール病の特徴でもあります。
メニエール病の原因って何?
- ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
- 疲れ
- 睡眠不足
以上のようなことが関連していると言われています。
これは、耳の中の内耳と言われる部分にリンパ液が過剰に溜まりすぎることによって起こるんですが、このリンパ液の量が多すぎると三半規管が狂い、体の傾きなどのバランスがうまくとれなくなり、めまいや耳の異常につながってしまうんです。
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メニエール病の治療方法って?
めまいは他の病気が隠れている可能性もあります。診断は慎重に専門医に行ってもらいましょう。そして、メニエール病と診断されたら、以下のような治療法があります。
- 薬物療法
- 手術
メニエール病と診断されたら、まず薬が処方されます。ですが、この薬は症状を緩和させるものであって、実はメニエール病は何秒にも指定され、根本的な治療は難しいとされています。なので、症状が治まらずひどい、難聴が進む場合には手術が行われたりします。
ですが、手術には慎重に踏み込まなくてはいけない理由があります。手術をしてめまいは改善できても、聴力がなくなってしまったり、もしくは聴力を残す手術をしても、聞こえが悪くなるといった症状が残ることもあるんです。
メニエル病の薬物治療とは?
めまいを止めるお薬を入れて点滴することが一般的です。
具体的には、
- メイロン®
- アタラックスP
と言ったお薬が使われます。吐き気が強いときには、プリンペラン®が使われたり追加されることがあります。
そして病院を受診し点滴で症状が改善すれば、処方を受けて帰宅します。その際の処方例としては、
- メリスロン®(6mg) 3T分3毎食後×3日分
- デパス®(0.5mg)3T分3毎食後×3日分
と言ったお薬が処方されます。
治療以外の改善方法
- ストレス・疲労・睡眠不足の解消
- 休息をとる
- 血行促進
- 軽い運動
- 食事や生活習慣の見直し
- 漢方薬
- サプリメント
まずは、原因を解消すること。ストレス、疲れや睡眠不足を解消するためにゆっくり休息をとるのも1つの方法です。また、血流が悪くなってしまうのもメニエール病を悪化させてしまうことにつながります。血行促進を心掛けた生活として、軽い運動を続けたり、食事や生活習慣の改善をしたり、漢方薬やサプリメントを使ってみるのも良いでしょう。
最後に
- メニエール病は、めまいや耳の違和感、難聴などがある
- ストレスやホルモンバランスの乱れ、疲れや睡眠不足などが原因としてある
- 治療は薬物療法か手術
- 自分で症状を改善させるには原因を解消し、ゆっくりと休息をとり、規則正しい生活を送ることがおすすめ
- 漢方薬やサプリメントを活用するのも良い
メニエール病と診断されたら、症状を放置し我慢するだけではいけません。最悪耳が聞こえなくなることもありますからね。このめまいは日常生活にも支障が出ます。そして、繰り返すのが特徴でもあります。日頃から疲れやストレスをためない生活を心掛けましょう。