膵臓の働きとは?

anatomy of pancreas

膵臓は図のように胃の裏側に存在します。

そんな膵臓の働きは、簡単にいうと、上で述べたように

があります。

そして、これらをどのようにして膵臓がおこなっているかをもう少し掘り下げてみますと次のようになります。

role of pancreas3

すなわち、

ということです。

外分泌と内分泌とは?

ここで、消化吸収は消化管内で行われます。

そして、血糖値は血管の中の糖の値です。

ということで、膵臓は、消化酵素を主膵管から十二指腸へ、ホルモン血管内へそれぞれ分泌します。

前者を外界に分泌するということで外分泌、後者を血中へ分泌するということで内分泌とそれぞれ呼びます。

role of pancreas4

そしてこの外分泌、内分泌をする組織が、それぞれ外分泌腺(腺房)、内分泌腺(ランゲルハンス島)です。

role of pancreas10

医師
では、外分泌腺・内分泌腺、それぞれについて詳しくその働きを説明していきます。

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膵臓の外分泌腺の働きとは?

する働きがあります。

つまり、食べ物を消化吸収を助けるのが、膵臓の外分泌腺の機能です。

pancreas 2

外分泌腺は、円形(多角形)の外分泌細胞の集合体で、腺構造を持ち、膵臓の大部分を占めています。

ここでは、電解質や消化酵素を、膵液として分泌しています。

膵液のほとんどは、

という消化酵素です。

この膵液は、胆嚢から排泄されるコレシストキニン(CCK)とセクレチンによって促進され、1日に1,000〜1,500mLほど分泌されています。

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膵臓の内分泌腺の働きは?

ホルモン分泌をするのが、この内分泌腺の働きです。

ランゲルハンス島という、膵臓組織の1〜2%を占める小型で球形をなす、はっきりとした腺構造を持たない内分泌細胞の集まりです。

この膵臓の内分泌腺で分泌されるホルモンは、

があります。

医師
それぞれの機能を分けて説明します。

グルカゴン

role of pancreas7

低血糖になると、α細胞からグルカゴンが分泌されることにより、肝臓からの糖放出が増加されます。

つまり、血糖値が下がった時に分泌されるホルモンです。

ここでの(膵臓で分泌される)グルカゴンは、グリコーゲンの分解や、新しく生みだされる糖などにより、血糖値をあげる働きをします。

インスリン

role of pancreas8

高血糖になると、β細胞からインスリンが分泌されることにより、肝臓・筋肉・脂肪組織などへと糖の吸収を促進します。

インスリンというと糖尿病でよく耳にする薬でもありますが、ペプチドホルモンの一種で、細胞内にグルコースを取り込んで、血糖値を下げる働きをします。

ソマトスタチン

role of pancreas6

δ細胞で、上記で説明しました、グルカゴンやインスリンなどの分泌を抑える働きがあります。

医師
いかがでしたでしょうか?

つまり、膵臓は消化を助ける膵液・血糖値を調節するインスリンなどを産生する働きをするというわけです。

参考文献:消化器疾患ビジュアルブック P350〜355
参考文献:病気がみえる vol.1:消化器 P210〜213

最後に

 

膵液がないと、消化が円滑にいかなくなる、インスリンの分泌に異常が出ると、血糖値(血中のブドウ糖濃度)が高くなるために糖尿病になってしまうのです。

膵臓がいかに人体にとって大事な働きをしているのか、おわかりいただけたかと思います。

参考になれば幸いです( ^ω^ )

 

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