人間ドックというと、バリバリ働く男性や年齢がある程度いった方が受けるべきもの?いえいえ、そんなことはありません。すべての人に受けて頂きたい人間ドック。特に女性!子供がいると自分の事は二の次で後回しにしちゃいがちですよね。
実は私も35歳を過ぎるまで、人間ドックを受けるどころか、健康診断すら受けていませんでした。それには、子供をなかなか預けることができない。1日家を空けられない・・・。そんな理由をつけては自分の体を放置していました。ですが、そんな家族を守る女性こそ受けておかないと後から後悔する羽目に・・・。
そこで今回は、人間ドック、女性が受けるべき検査内容や病院や検査機関を選ぶ際のポイント、何歳から人間ドックは必要か?について、ご説明したいと思います。
女性限定の検査項目は?
- 乳房検査
- 婦人科検査(子宮)
乳房検査
視触診 | 目で見て、実際に触って、ひきつれがないか?しこりがないか?くぼみや色に変化がないか?調べます。 |
超音波 | 小さなしこりはないか?エコーを当てるだけで痛みなく検査ができます。 |
マンモグラフィ | 胸を挟み、石灰化などがないか?レントゲンを用いて検査を行います。 |
婦人科検査(子宮)
子宮頸部内 診・細胞診 | 子宮や卵巣の状態を内診検査を行い、子宮頸部の細胞で癌はないか?調べます。 |
子宮体部内 診・細胞診 | 子宮体部の細胞で癌はないか?調べます。 |
超音波 | 子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無、子宮癌や卵巣癌はないか?などをエコーを当て調べます。 |
HPV | ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染がないか調べることで、子宮頸癌を調べます。 |
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どういう病院を選べばいい?
- 女医さんがいるかどうか
- 検査技師も女性かどうか
- 女性専用のフロアがあるかどうか
- 検査機材が揃ってる病院
胸や股を見せるのに男性じゃ抵抗がある!という方多いですよね。問診、診察、検査全て女性で統一しているという婦人科検診に力を入れてる病院もあります。そういう病院を選ぶと安心ですよね。
また、「今からあの部屋で検査するんだ」と男性の目も気になりますよね。そういう男性の視線に配慮された女性専用のフロアがある病院も多くあります。そういった病院を選ぶと、リラックスして検査を受けられるでしょう。
それ以外では、子宮頸の検査には強いけど、マンモグラフィはないから視触診のみ、という病院もけっこうあります。そうなると、「やっぱりマンモグラフィも受けてた方がいいかな?」と完全な安心にはつながらため、別な病院を受診することになるかも・・・そうならないために、初めからそういった検査ができるのか?チェックして受診することをおすすめします。
女性限定の検査は何歳から必要?
子宮系の検診は、女性なら年齢関係なく受けておきたい検査です。また乳房検査も同様。ですが、子宮癌、乳癌の発生率は年齢を重ねるごとに増加します。市町村の指定にあるように40歳からでいい?いいえ!20代後半、30歳からその癌の確率が高くなるんです。
30歳という節目を機に人間ドックに婦人科検診をプラスし、受けるのをおすすめします。
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最後に
- 女性の場合、基本の人間ドックにプラスし、婦人科検診を受ける
- 女性スタッフの充実・プライバシー完備・検査機器の充実を考え病院を選ぶ
- 30歳から人間ドック+婦人科検診を受ける
また、今回ご説明した婦人科検診にプラスし、日頃の食生活などから、
- アルコールを飲む機会の多い方は、腎臓や肝臓の検査、
- 喫煙をする方は肺の検査、
- 肥満が気になる方は糖尿病の検査
など、せっかく人間ドックを受けるのですから、自分に合った検査内容を追加で受けることをおすすめします。