乳癌は40代~50代の女性に多いとされてきた病気ですが、最近では若い乳癌患者も増え、乳癌全体的にみても年々増加傾向にあります。

乳癌といえば付きまとう不安、抗がん剤による副作用に苦しむ姿が目に浮かぶ方も多いと思います。

実際、治療法は色々進んでも、まだまだ副作用が全部なくなったというわけではありません。

今回は、乳癌の抗がん剤による副作用とはどんなもの?副作用別に日常生活のおける注意点をご紹介したいと思います。

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乳癌の抗がん剤による副作用とはどんなものがあるの?

乳癌治療するにあたり、ドラマや映画の影響で、抗がん剤の副作用が怖くてありません。副作用はどんなものがあるのでしょうか?
医師
自覚症状のある副作用と、検査を受けないと分からない副作用についてご説明します。

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自覚症状のある副作用

  • 食欲不振・吐き気・嘔吐(消化器症状)
  • 発熱
  • 脱毛
  • しびれ

その他、口内炎や全身の倦怠感などもあります。抗がん剤使用1.2時間後から出る場合と、1~2日後に出る場合のある消化器症状。また、脱毛は約2週間後から始まると言われています。

検査を受けないと分からない副作用

  • 骨髄抑制(白血球減少・血小板減少・貧血)
  • 肝機能・腎機能の異常

骨髄抑制により骨髄にダメージを受けやすく、10日~14日後に白血球や血小板が減少し、めまいが起こりやすく、ちょっとした傷でも出血しやすくなります。

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そもそも抗がん剤ってどんなもの?

そんな副作用が色々ある抗がん剤って、受けなきゃいけないのでしょうか?
医師
抗がん剤についてご説明します。

乳癌の化学療法(抗がん剤)は、手術で取り除けなかった癌細胞を死滅させるため、再発予防として行われるものとされています。この化学療法(抗がん剤)の使用により、手術のみの治療に比べ、再発率が5~20%減少すると言われています。

また最近では、新補助療法といって、手術前の患者に病巣を小さくするため化学療法(抗がん剤)を行う事もあり、これにより乳房温存療法が可能となることもあります。

これ以外でも、既に癌が転移してしまってる場合や再発した場合などに、化学療法(抗がん剤)が中心となり、何種類かを組み合わせ治療することになります。

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関連記事)乳癌と診断されたら。治療方法は?再発の心配は?

日常生活における注意点や過ごし方

抗がん剤の副作用がある中、どういうことに注意しながら過ごしたらよいのでしょうか?
医師
日常生活の過ごし方についてご説明します。
  • 食べたい物・食べられる物を食べる
  • スポーツドリンクをこまめに取る(水分補給に気をつける)
  • 髪を予め短くしておく(かつらや帽子を用意しておく)
  • 手洗いうがいをこまめにする
  • 外出時はマスクをする
  • 転ばないように注意する(怪我をしないように気をつける)
  • ストレスをためず、リラックスして過ごす

原因は様々ですが、発熱し肺炎などを起こしてしまう場合もあるため、38度以上の熱が出た時には主治医に相談しましょう。

また、最近では優れた吐き気止めも開発されていますので、苦しい時は医師に相談し処方してもらいましょう。

そして脱毛は約2週間後から徐々に、必ずといっていいほど始まります。毛糸の帽子は髪の毛のない頭にはチクチクして不向きとされるため、柔らかい素材の帽子やかつらなどを予め準備しておくといいでしょう。

isya

ありがとうございました。勉強になりました。必ず乳癌を完治させると強く思い、頑張りたいと思います。

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最後に

  • 乳癌の抗がん剤による副作用は、自覚症状のある副作用と、検査を受けなければ分からない副作用がある
  • 化学療法(抗がん剤)は手術で取り除けなかった癌細胞を死滅させる
  • 手術だけの場合より、化学療法(抗がん剤)は再発率が5~20%減少する
  • 食べれるものを食べ、水分補給に気をつける
  • 手洗いうがいを徹底し、外出時はマスク着用する

抗がん剤は、延命出来ることはあっても、命を短く縮めてしまうようなことはありません

また、女性にとって特に髪の毛が抜け落ちることはショックなことではありますが、治療が終われば髪質は多少変化するかもしれませんが、必ずはえてきます

必ず終わりがある抗がん剤治療、希望を持って乗り越えて下さい。

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