中性脂肪(TG)とは、私達人間の体を動かすエネルギー源となる物質で、トリグリセライド(TG)と呼ばれます。

健康診断などの際に測られるのは、食事から取り込まれた中性脂肪ではなく、過度の摂取により余分なエネルギーとして一度肝臓に取り込まれた脂肪が、再び血液中に分泌された中性脂肪の値の測定となります。

今回は、その中性脂肪(TG)の基準値などをまとめました。

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中性脂肪(TG)ってなんで検査するの?

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中性脂肪は、トリグリセライドの事で、略してTGとなります。

体の中にある中性脂肪、リン脂質、糖脂質、ステロイドの4種類の脂質の一つです。
中性脂肪は、砂糖などの糖質、炭水化物、動物性脂肪などが主な原料となるもので、肝臓で作られます。

したがって、これらの原料を食生活で多く摂り過ぎると皮下脂肪の主成分として蓄積され、肥満成人病の原因の一つとなります。

また、中性脂肪が過剰に貯蓄され、血液中に増加してくると、動脈硬化を進める原因ともなります。
そのため、中性脂肪を測定することで、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞などを予防することに繋がります。

検査には、総脂質量から総コレステロール及び脂質の値を差し引いて測定する間接法、中性脂肪そのものを抽出して測定する直接法の2つがあります。

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中性脂肪(TG)の正常値と異常値は?

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・正常値
検査の結果、50~140mg/dlであれば正常とみなされます。

・異常値
検査の結果、140mg/dlを超える異常とみなされ、数値が上がるに従って異常値は高くなります。

脂質の多い食品やアルコールを日常的に摂られる方、肥満タイプ、糖尿病コントロールが上手く行なわれていない方はいずれも高い数値がみられるものです。
また、逆に正常値よりも数値が低すぎる時も異常と判定されます。

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異常のときに考えらえる病気は?

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・数値が高い場合
動脈硬化症、心筋梗塞、脳血栓、糖尿病、肥満症、甲状腺機能低下症などが疑われます。

・数値が低い場合
肝臓疾患、バセドー氏病などが疑われます。

・家族全員が高い数値の場合
生まれつきの本能性高脂血症など。

中性脂肪(TG)の検査で注意すべき点は?

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この検査では、食事時間が大きく影響します。

例えば、脂肪分の多い食事をした時は食後30分ぐらいから数値が上昇し始め、3~6時間後に最も高くなります。

この様に時間によって数値の変動も大きいですので、検査は早朝の空腹時に行なうことが原則となります。

 

最後に

中性脂肪値が高い方の大半は、肥満や過食、運動不足、飲酒によるものとされます。

数値が高い状態が続くと、動脈硬化、心筋梗塞、脳血管障害などの原因になりますので、中性脂肪をコントロールしていくことが重要です。

食生活では、脂質や糖質の摂り過ぎに注意して青魚などを積極的に摂り入れ、飲酒している方は、禁酒や節酒を心掛けるようにされて下さい。

また、適度な運動を続ける事も大切です。

この様に、正しい生活習慣に改善することで、中性脂肪は減らすことが出来ますので、健康な体を取り戻すための努力は不可欠です。

 

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