小太りの方が、太っている人はもちろん、痩せている人よりも長生きするというのはよく言われていることですよね。
では、小太りってどれくらいが小太りなのでしょうか?今回は身長、性別と、それに対応する長生きする理想的な体重をまとめてみました。
長生きする身長と体重の関係はコレ!
身長 | 男性 | 女性 |
145cm | 49kg | 49kg |
150cm | 52kg | 51kg |
155cm | 55kg | 53kg |
160cm | 59kg | 56kg |
165cm | 62kg | 59kg |
170cm | 66kg | 62kg |
175cm | 70kg | 66kg |
180cm | 74kg | 71kg |
このようになります。
例えば身長が165cmの男性ならば、62kgが長生きするのに理想的な体重ということになります。
これを見ればわかるように、身長に対する理想的な体重というのは、決して太っているとは言えないレベルですよね。もちろん痩せではありませんが、ある程度はスリムな体型がやはりベストだということです。
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体重以外にも大事なものは?
参考記事)体重増加が原因の一つである病気とは?
にも記載があるように、体重が増えることによって、病気になることもあり、少なくとも肥満症と言われる体重にはしないようにコントロールすることが大事です。
体重は上の表の体重前後でコントロールするとして、他に気をつけることは何でしょうか?
それは、
- 運動習慣
- 喫煙習慣
です。
もちろん前者はしたほうがよい習慣、後者はやめたほうがよい習慣です。
運動習慣
運動習慣をつけることで心肺機能も向上しますし、筋力も維持できます。高齢によって骨粗鬆症が進むと、転倒による大腿骨頸部骨折も増えてきます。それを機にねたきりになってしまう高齢者も多々います。そうなると体重が理想だから、などと言っている場合ではなくなります。
運動習慣をつけることによって、転倒しにくい体づくり、転倒しても、骨折しにくい体づくりをしていくことが人生の質を高めるためにも重要になってきます。
喫煙習慣
お酒は、適量であれば、体によい作用を示すことがありますが、喫煙は百害あって一利なしです。喫煙により動脈硬化は進み、肺気腫も進みます。
高血圧を進行させ、心筋梗塞、脳卒中といった命に関わる疾患への引き金となっていきます。また、肺がんを含め、多数の発がんのリスクを高めてしまいます。
10本吸うなら、20本吸っても同じだと思いがちですが、決してそんなことはありません。減煙であっても、これらの病気のリスクは下がります。理想は禁煙ですが、それができないのであればまずは減煙から取り組んでみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は、長生きするのに最も理想的な体重についてまとめました。肥満症があればもちろん改善するべきですが、それ以上に、肥満症単体ではなく、運動習慣や禁煙を維持することで、体重減少にさらなる意味が出てくるということを覚えておきましょう。