「バリウムをうまく飲むコツってあるの?」
健康診断や人間ドック、胃がん検診などでバリウム検査をするとなると、あのまずく飲みにくいバリウムに苦しめられた経験のある人は多いのではないでしょうか?
私は、胃が元々弱いので何度もバリウム検査をしていますが、あのバリウムの前の発泡剤がもう既に苦しい・・・。
そして、ドロっとしたバリウムを飲むとウッと戻しそうになります。
「身体に悪いところがないかを調べるとはいえ、どうしてこんなに苦しいんだ・・・」
と毎回涙目になりながら耐えていました。
ですが、あの発泡剤やバリウムの飲み方にコツがあるってご存知ですか?
私も最初は本当に苦手で苦痛でしかなかったのですが、何度も経験するうちに上手に飲むコツが分かったんです!
コツを知ってると知らないとでは苦しさが全然違うんですよ!
今回は、
- 発泡剤の飲み方のコツ
- バリウムの飲み方
- ゲップを我慢するコツ
以上の3つについて何度もバリウムを経験した私が、バリウムを上手に飲む方法を伝授いたしますよ♪
ぜひ、最後までご覧くださいね。
バリウムの前にまずは発泡剤の飲み方のコツから・・・
発泡剤の飲み方のコツを紹介しますね。
発泡剤は病院によって
- 水やバリウムなどで飲む場合
- 水なしで飲む場合
この2通りがあります。
この2通りについて説明する前に、どちらにも共通した飲み方のコツを紹介しますね。
- 発泡剤を舌の奥に置く
- 唾液と混ざらないように
発泡剤は水分と混ざるとたちまち発泡してしまいます。
なので、唾液と混ざらないようにできるだけ舌の奥の方にまとめて置きましょう。
では、以上の点を踏まえた上で水などで飲む場合と水なしで飲む場合についてそれぞれ説明しますね。
まずは、水やバリウムなどで飲む場合からです。
水やバリウムなどで飲む場合のコツ
病院によって何で飲むかが変わってきますが、普通の水・ガスコン水というもの・少量のバリウムなど様々です。
その場合の発泡剤の飲み方のコツは
発泡剤を口に入れたらすぐに飲み込む!
唾液と混ざらないようにしても、どうしても唾液は分泌されていますので、時間が経つと発泡し始めます。
ですから、口に発泡剤を入れたら間髪入れずに水分で一気にゴクンと飲みこみましょう。
水やバリウムで飲み込むコツは以上です。
では次に水なしで飲む場合についてです。
水なしで飲む場合のコツ
病院によっては水なしで飲まないといけないこともあります。
その場合の飲み方のポイントは2つ。
- 唾液で飲む
- 水を飲むように、無の境地で勢いよく飲む
ではそれぞれについて詳しく説明しますね。
唾液で飲む
唾液だけで、甘くないラムネと思って味わわずに一気に飲みこみましょう。
また水などで飲む場合と同様に口の中に入れたら間髪いれずに飲みこみましょう。
唾液は発泡剤が反応しないように舌の下にためておくのもポイントです。
水を飲むように無の境地で勢いよく飲む
何も考えず水を飲むように飲み込むのがコツです。
「これは水・・・ああ喉が渇いた」と自分を誤魔化し、ゴクンと一気に飲んでください。
焦りは禁物ですが、何の先入観も持ってない、これは水・・・自分を洗脳するように飲んでみて下さい。
それでもやっぱり水がないと飲めない!という場合は、お水を下さいとお願いしてみてもいいかもしれません。
いよいよバリウム!飲み方のコツを伝授!
飲み方にコツってありますか?
バリウムベテラン(笑)の私が伝授いたします。
バリウムといえば、ドロっとした喉ごしを思い浮かべてしまいますよね・・・。
でも、いけません、あのドロっを思い浮かべると余計飲みづらくなりますよ。
バリウムの飲み方のポイントは・・・
- 喉を鳴らすように一気に飲む
- ヨーグルトと思って飲む
ではそれぞれについて詳しく説明しますね。
喉を鳴らすように一気に飲む
チビチビ飲むと、余計苦しくなります。
口に含んでる時間は極力短く、一気に飲みこむのがコツです。
特に初めの1口が大事!!
ゴクっと大きく飲みこみましょう。
また、多めに口に入れると吐きそうになるという場合は、少量を味わわずにゴク!ゴク!っと間髪入れずに飲んでいくことです。
ヨーグルトと思って飲む
自分の感覚、先入観から誤魔化しましょう。
「これは、ヨーグルト!あ~おいしそう」
そう思って飲むと、ためらう手が動くかと思います。
バリウムの味も色々あり、好きな味を選ぶのもコツですよ。
バリウム検査はゲップをしてはいけない!?我慢するコツは?
ゲップをしたらいけないと言われると、更にゲップを意識してしまいますよね。
ポイントは2つ!
- 唾を飲み込む
- 下を向く
こちらも詳しく説明していきますね。
つばを飲み込む
炭酸を飲んだ時に襲ってくるゲップを我慢する感覚です。
唾をゴクンと飲み込むことで、ゲップも一緒に飲みこんでしまうような感覚でやってみましょう。
下を向く
ゲップが出そうな時、少しうつむき加減に下を向くと上って来るゲップを抑えられるでしょう。
では、なぜゲップを我慢しなければならないのでしょうか。
その理由を次で説明しますね。
ゲップを我慢しなければならない理由
なぜゲップを我慢しないといけないのか、その理由は・・・
バリウム検査では、発泡剤によって胃を膨らませて、胃の内部にバリウムを行き渡らせて、細かい部分まで映し出すことで病変を見つけることができます。
ゲップをしてしまうと、胃の中に入れた空気が抜けてしまい、細かい部分まで映すことができなくなる可能性があるからです。
少しくらいのゲップなら大丈夫な場合もありますが、検査結果に支障がありそうな場合は、もう一度発泡剤を飲む場合もあります。
検査の間の10分ほどですので、ぜひ先ほど紹介したゲップを我慢するコツを実践して、できるだけ我慢してくださいね。
最後に
- 発泡剤は、舌にふれさせず、何も考えず勢いよく飲み干す
- バリウムは、ヨーグルトと思って一気に飲み干す
- ゲップは、唾を飲み込み、下を向くことで抑えられる
いかがでしたでしょうか?
構えてしまうと余計飲みづらくなります。
私も、もうバリウム検査のことを考えると余計胃が痛くなってしまいそうでしたが、もう先入観から変えました。
そして、色が似た乳白色の炭酸ジュース、スコールで予行練習をすることで、本番もバッチリ、あっという間に終わりました。
ぜひ、今回紹介したコツ、実践してみて下さい。