昨今注目が集まる乳がん検診ですが、実際何歳から受ければいいのか、どれくらいの割合でがんが見つかるのか、どれくらいの期間で受ければいいのか、それで絶対安心なのかなどなど、悩みは尽きません。

そこで今回は乳がん検診、マンモグラフィ検診についてまとめてみました。

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乳がんの検診は何歳から?頻度は?

乳がんは30歳代後半から急に増えてきて、60歳くらいまでピークが続き、その後減ってくるという傾向があります。40-50歳代という年齢は、社会においても重要なポストに就いておられる方も多く、また家庭を持っておられる方も多く、本人だけではなく、家族や社会に与える影響は大きくなります。

日本では、40歳以上の女性に2年に1度乳がん検診を受けることが推奨されています。

心配な方は、1年に1度や半年に1度受けたいという方もおられます。それはそれでも結構なのですが、基本的に医療機関や医師は、特に乳癌のリスクが高い人でない限り、頻繁に乳がん検診を受けることは勧めていません。

関連記事)乳がん検診とは?何歳から?

乳がんの検診で乳がんが見つかる確率は?

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どれくらいの確率でがんが見つかりますか?

1000人あたり3人程度です。つまり、0.3%の確率で乳がんが見つかります。

医師
ですので、2年前に検診で異常がないと言われた人のみで考えるともっともっと低い確率になります。

1年に1回やましてや半年に1回はやりすぎだというのも納得です。

ただし、次の2年の間に発症してしまう乳がんがあるのも事実です。これを中間期乳がんと言います。

中間期乳がんとは?

検診から検診までの間に発見される乳がんです。

この乳がんの特徴は、進行が早いということです。乳がんには幾つかタイプがありますが、

  • トリプルネガティブ乳がん
  • HER2タイプ乳がん

と呼ばれる乳がんは進行が早いことが知られており、これらの乳がんの可能性が高いと考えられます。

ほら、それならやはり1年に1度や、半年に1度受けた方がいいのではないか?と思われる方もいると思いますが、40歳以上全ての方に半年に1度などとすると医療現場は崩壊してしまいます。

これらの中間期乳がんの特徴は、がんが「硬くて、はっきり触れられる」ことが多いということです。

医師
ですので、定期的なセルフチェックが発見には重要となってきます。

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乳がんの検診ってみんな受けているの?

先ほど述べたように、日本では、40歳以上の女性に2年に1度乳がん検診を受けることが推奨されています。

ところが、これに該当する人の実に30%程度しか乳がん検診を受けている人はいないのが現状です。

マンモグラフィ検診とは?

マンモグラフィとは、乳腺のレントゲン検査です。乳がんの死亡者数の減少に有効性が証明されている唯一の検査です。

ただし、受けられない人がいます。

Examination

マンモグラフィ検診を受けられない人は?

以下の方は、受けることが一般的にできないとされています。

  • 被ばくするため、妊婦は基本的に受けられない。
  • ペースメーカーを留置している人。
  • カテーテルを留置している人。
  • 豊胸パックをしている人。

これらに該当しない方に撮影を行います。

関連記事)マンモグラフィーとは?痛いの?

マンモグラフィ検診の流れは?

  • レントゲン撮影
  • 触診

により検診を行います。

医師
撮影されたマンモグラフィは、熟練した2名の医師によるダブルチェックで見逃しを減らすのが通常です。

マンモグラフィ検診の結果の見方は?

カテゴリー分類と呼ばれる分類で判定されます。これはどれくらい悪性を疑うかを示したものであり、乳がんの進行度ではありません。また、最終的に乳がんであるかどうかは、生検をして病理診断しなければわからないことです。マンモグラフィだけで、確実にがんとは余程進行したカテゴリー5のケースでないと言えないのです。

カテゴリーは5つに分けられます。

  • カテゴリー1:異常なし。
  • カテゴリー2:良性
  • カテゴリー3:良性、しかし悪性を否定できない。
  • カテゴリー4:悪性の疑い。
  • カテゴリー5:悪性。

最後に

Nurse

触診と視診だけの乳がん検診よりも、マンモグラフィを合わせた乳がん検診の方が、乳がんの発見率は高いです。マンモグラフィに抵抗がある方もおられるかもしれませんが、大事な検査ですので、

  • 2年に1度のマンモグラフィ検診

を受けるようにしましょう。ただし、その間に乳がんが見つかる可能性はありますので、定期的なセルフチェックも重要となります。

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