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血圧が高めなので、自宅でも毎日測ってくださいといわれました!
どんなものを選べばいいでしょうか…。

血圧は1日ずっと同じではなく変動するので、病院内外での数値も変わりやすいものなのです。

ですから、普段から家庭でも血圧測定をする習慣を身につけたいものです。
普段から高め、または病院で毎日測るように指示されているのならなおさらですね。

でも!
いざ家庭用血圧計を購入
しようとしても、種類もあるので迷ってしまいますよね。

今回は、

  • 家庭用血圧計の選び方
  • 種類
  • 精度
  • 寿命

などについてまとめてみました。

これから血圧計を買おうと思っている方や、買い替えの方の参考になれば嬉しいです。


家庭用血圧計の選び方は?

家庭用血圧計には大きく分けて3タイプあります。

  • 上腕式血圧計(上腕部に腕帯を巻き付けて測定するタイプ)
  • 上腕式血圧計(上腕部を機器に差し込んで測定するアームインと呼ばれるタイプ)
  • 手首式血圧計(手首にカフを巻き付けて測定する)

この中でも家庭用血圧計として推奨されているものが上腕式血圧計になります。

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では購入するなら上腕式ですね!
でもタイプが2つありますが…どちらがいいんでしょう?

迷った時は、以下のポイントを参考に選んでみてください。

  • 片付けや保管に手間がかからない
  • 測定の手順が難しくない
  • 表示される文字・数値が大きくて見やすい
  • 価格

 

家庭用血圧計の場合、毎日の測定習慣を考えると片付けや保管のしやすいものを選びたいですね。

また購入するとしたら、予算もあると思います。

腕帯を巻くタイプと腕を差し込むをくらべると、腕帯を巻くタイプの方がどちらかというと価格は安めではあります。

上記の各ポイントとともに、最終的には価格の面も考慮して選ぶのがよいのではないでしょうか。

また手首式タイプのものは持ち運びに便利なので、サブ的な役割、セカンド血圧計として考えるのもいいでしょう。

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家庭用血圧計、正確な数値って出るの?

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家庭用血圧計で測定される数値は、はたして正確なものなのでしょうか。

病院で測定するときよりもリラックスして測定しやすいのが家庭での血圧測定ですが、正確な数値が出てくるかどうか気になります。

上腕式と手首式では誤差が出ることがある、と聞いたんですが、どちらが正確なんですか?

どちらも正確だといえます。

ただ、測り方や環境によっては誤差が出ることも。

手首と上腕では血管の太さや硬さも違います。

また手首式は、測る位置(高さ)によっては値が大きく変動することがあります。
(心臓より低い位置で測定した場合は値が高く、心臓より高い位置で測定した場合は値が低く出ることがある)

 誤差にも個人差がありますが、より正確性を求めるならば、病院でも採用され高血圧治療のガイドラインでも推奨されている上腕式タイプで測ることをオススメします。
家庭で正しく血圧を測る方法については、家庭での正しい血圧の測り方は?左右差・姿勢・血圧計のタイプも解説をごらんください。

家庭用血圧計の寿命ってどれくらい?

せっかく購入する家庭用血圧計ですから、できるだけ長く使用したいですよね。
それでは、家庭用血圧計の耐用年数はどれくらいあるのか、チェックしておきませんか。

まず、使っていくにつれて劣化していくのは、カフやゴムチューブの部分(腕帯)です。

腕帯は消耗品になりますので、購入したメーカーの交換時期を確認してみてください。

オムロンの場合でいえば、1日6回の測定で1年間が寿命だとされています。
毎日の測定回数にもよりますが、上記を目安に交換を検討してみてください。

また、3~4年過ぎたら、思いきって新しい血圧計に買い換えるという選択肢もありますね。
いずれにしても、自分の使い勝手の良さと耐用年数を考慮しながら、家庭で血圧測定をする習慣を続けたいものです。

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参考文献:高血圧ガイドライン2014 P14.16.17 

最後に

家庭用血圧計について、今回の記事をまとめます。
  • 家庭用血圧計を購入する際は、上腕式がオススメ
  • 片付けの手間や置く場所、価格なども考慮して選ぶとよい
  • 家庭用血圧計の数値は正確に出るが、測り方や環境にも注意!
  • 家庭用血圧計の寿命は約1年(腕帯などの消耗品)

血圧は、病院で測るものと家庭で測る数値が異なる場合、家庭血圧の数値を優先する、とされています。

このことからも家庭での血圧測定は重要だということがわかります。

基本は朝晩の2回測定。

自分の条件に合った血圧計を購入して、毎日の血圧測定を習慣化しましょう。




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