梅毒は、トレポネーマ・パリダムと呼ばれる病原微生物によって起こる病気です。

以前は、代表的な性感染症の一つとされた梅毒ですが、抗生物質の普及により、患者の数は激減しましたが、現在でも潜在的な感染者はかなりいるのが現状です。

また、母子感染の危険性も高いとされ、妊婦にはこの梅毒検査は欠かせないとされます。

今回は、近年の感染者数の増加により注目される梅毒検査についてまとめました。

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梅毒検査ってなんで検査するの?

Blood
梅毒の感染の可能性がある場合や、内視鏡検査、手術、輸血などの際に患者や医療従事者が感染しないために調べるものです。

梅毒は結核と共に一昔前の病気と思われがちですが、近年その患者数は増えてきており、決してあなどれないものです。

梅毒の病原体は、トレポネーマ・パリダムというものです。
細菌と原虫の中間に属する微生物の一種でスペロヘータといっています。
そのうち病原性を持つものをトレポネーマ科と呼び、梅毒もその一種です。)

検査にあたっては、病原体そのもの、またはその成分を抗原として用いる方法(TP)脂質を抗原物質として用いる方法(STS)がありますが、一般には後者が用いられています。
検査結果から陽性とでたときは、他の方法を加えて究明するのが通常です。

梅毒検査の正常値と異常値は?

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・正常値
検査の結果、抗体がないときは陰性(-)と表示され、正常と判断されます。

・異常値
検査の結果、抗体のあるときは陽性(+)と表示され、異常と判断されます。
ただし、梅毒以外の、例えば種痘後のウイルス性肺炎、肝硬変、各種の膠原病でも疑陽性や陽性とでたら梅毒反応の定量検査を受けることで明確になりますので、陽性=梅毒と決め付けるのは早計です。

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異常のときに考えらえる病気は?

Stairs

・梅毒

第1期梅毒=性交によって感染すると、20日前後に陰部に小指ほどのしこりができる。

第2期梅毒=60日ほど経つと、体中に発疹、リンパ腺腫張などがみられる。

第3期梅毒=3年ほどで1~3センチの扁平の肉芽腫が皮膚、心臓、大動脈などに出来る。

第4期梅毒=10年以上では脳などの中枢神経系が犯される。

など四段階の症状が見られます。

梅毒検査の検査で注意すべき点は?

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梅毒に感染していなければ、陰性(-)となりますが、一般に感染してから約2~3週間たたないと、陽性にはなりません
そのため、感染がそれより直近のときは陰性となる可能性もありますので、もう一度感染後1カ月が経過したと思われる時期に、再検査する必要があります。

また、梅毒を放置すると病状が進み命を落とす危険もありますので、懸念のあるときは積極的に検査を受け、早期発見、治療をされることが大切です。

最後に

明らかに自覚症状がある場合は、速やかに医療機関に行く事が大切ですが、その際はパートナーの感染率も高いので、2人同時の検査や治療をする必要があります。

また、梅毒に感染し病変部分があると、HIVなどにも感染しやすくなりますので、梅毒に感染した場合は、HIV検査もあわせて受けるようにされて下さい。

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