心臓は、からだの中のいたるところに血液をくまなく送り出すポンプの役目を果たしています。脈拍とは、その心臓が律動的に血液を送り出すことによって起こる動脈中の圧の変動数の ことで、その数値は心臓の拍動数に等しいものです。

そしてその脈拍数は病気やその他により、数・強さ・規則性などに変動が起こります。

今回は、脈拍測定の方法と異常であるときに、どのような病気が考えられるかについてまとめました。

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脈拍測定の方法は?

0-44一般に橈骨動脈に人差し指・中指・薬指の3本を軽く当て、原則として1分間数えることによって数値を出します

あるいは、30秒間数えて、その数を2倍することもあります。

1分あたり何回かというのが脈拍数です。

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脈拍測定の正常値・異常値の見分け方は?

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脈拍数の成人正常値は60-80回程度/分です。

1分間に100以上になると、頻脈といって異常値。

逆に1分間に60以下になると、徐脈といってこれも異常値です。

また、脈波が急激に最高に達して急に消失する脈拍を速脈、脈波が徐々に高まり徐々に下降する脈拍を遅脈といいますが、いずれも異常とされます。

脈拍数が異常なときに考えられる主な病気は?

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脈拍数が100以上の頻脈の場合は?

  • 発熱
  • 心不全
  • 甲状腺機能亢進症(Basedow病)
  • 肺結核
  • 疼痛

などが考えられます。

脈拍数が60以下の徐脈の場合は?

  • 脳出血や腫瘍などによる脳圧の亢進
  • 黄疸
  • 疝痛
  • 熱生病の回復期
  • ジギタリス中毒
  • 房室ブロック

などが考えられます。

高脈の場合は?

  • 血圧上昇
  • 発熱
  • 甲状腺機能亢進症(Basedow病)

などが考えられます。

速脈・遅脈の場合は?

  • 速脈:甲状腺機能亢進症(Basedow病)
  • 遅脈:大動脈弁狭窄症

が考えられます。

脈拍測定で注意すべきポイントは?

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脈拍数は、運動や入浴後、食事、 精神的な緊張によっても100以上になることがあります。したがって、 正常な状態でリラックスして測定するように心がけましょう。

また正常な人でも運動をした直後の安静時に測ると、60以下に下がることもあります。

最後に

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脈の数だけでもさまざまなことがわかります。普段脈を測る習慣はなかなかないと思いますが、特別な医療機器も必要なく、自分で簡単に1分あれば測定できるものです。

普段から、脈拍を測る習慣をつけて、なんかしんどいな、熱っぽいなと思うときは、脈拍が上がっていることが多いでしょう。脈は体の調子を測る一つのバロメータにもなります。

また、それ以外にも上で挙げたようなさまざまな病気で変化しますので、病気を発見する手がかりになることもあります。非常に簡単な検査ですが、重要ですね。

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