投稿者「medicalcheckup」のアーカイブ

【CT、MRI画像あり】膵嚢胞とは?鑑別・症状・検査・治療まとめ!

無症状で受けた人間ドックなどの腹部超音波検査(腹部エコー)や、他の病気の検査で受けたCTやMRIの検査で

「膵嚢胞(すいのうほう)があります。」
「膵頭部に膵のう胞の疑いあり

などと指摘されることがあります。

膵嚢胞とは文字通りお腹の臓器である膵臓(すいぞう)にできる嚢胞(のうほう)のことです。

ただし、肝臓にできる良性の「肝のう胞」や腎臓にできる良性の「腎のう胞」ほど頻度は多くなく、「腫瘍性」の場合もあるので注意が必要です。

そこで今回は、膵嚢胞(pancreatic cyst)について図(イラスト)や実際のCT、MRI画像を用いてまとめました。

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要経過観察とは?その意味や保険についても解説

 

人間ドックなどの結果は誰しもドキドキするものですが、その結果が「要経過観察」となることも。

「要経過観察って何か悪いの?」

「そもそも、要経過観察ってどう意味なの?」

などとわからないことも多く、心配になりますよね。

そこで今回は、この要経過観察について、

  • 要経過観察の意味
  • 要経過観察は判定区分のどこに位置するのか
  • 要経過観察の数値
  • 要経過観察後

以上の気になるあれこれを、わかりやすく解説したいと思います。

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【画像あり】MRCPとは?検査方法・前処置・わかる病気・看護まとめ!

人間ドックなどで撮影されるMRI検査の一つに、MRCP(読み方はそのまま「エムアールシーピー」)があります。

主に胆管や膵臓の膵管を評価するための検査なのですが、アルファベットが並んでわかりにくいですよね。

そこで今回は、

  • そもそもMRCP検査とはどんなものか
  • どんな病気がわかるのか
  • 造影剤は使うのか
  • 前処置
  • 撮影方法

について実際のMRCPの画像や図(イラスト)を用いてまとめました。

この記事を読み終わる頃には、MRCPについての疑問は解消されているでしょう!

ではいきます! 続きを読む

【保存版】東京都でPET-CT検査を受けられる病院を全て紹介!

 

PET-CT検査は人間ドックでガンのスクリーニング検査の一つとして行われたり、すでに見つかっているがんの転移の有無をチェックするために用いられたりする検査です。

ところで、東京都でPET-CT検査を受けることができる施設って全部でいくつあるのでしょうか?

答えは20施設です。

東京都でPET-CT検査が受けられる病院・クリニックは全部で20施設あります。

「では東京都の中でもどこにあるの?」
「うちの近くにもあるのかしら?」

そんな疑問が出て来ますよね。

安心してください!

今回はその20施設を全て紹介します。

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【画像あり】ダイナミックCT検査とは?造影CTとの違いは?

 

Dynamic computed tomography Eye-catching image

 

造影剤を用いたCT検査に、ダイナミックCTがあります。

肝臓を撮影するときに最も多く用いられますが、膵臓腎臓などでもこのダイナミックCTを撮影されることがあ流のです。

ダイナミックとは、dynamicのことで意味は「動的な」という意味で、名前は一見カッコよい(?)このダイナミックCTですが、一体どのようなものなのでしょうか?

今回は、このダイナミックCTについて肝臓の場合を中心にまとめました。

これを読めば、ダイナミックCTがどのようなもので、どのような場合に適応があり、どういうメリットがあるのかがわかります。

では行きましょう!

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【徹底まとめ】腹部CT検査でわかることは?病名は?

胸部のCT検査ならば、肺炎や肺がんの有無が主にわかるということでわかりやすいですね。

では、腹部のCT検査ではどんなことがわかるのでしょうか?

「腹部にはたくさんの臓器があるけど、腹部CT検査で一体どんな病名がわかるんだ???」

「腹部CTよりもMRIの方がいいの?」

そのように疑問に思われている方もおられるでしょう。

そこで今回は、腹部CT検査でわかることを徹底的にまとめました。 続きを読む

【画像あり】胸部CTの読影方法・見方〜基礎編〜

 

健康診断や人間ドックの際に胸部レントゲンを撮影し、何か異常があった場合、精密検査が必要となります。

その精密検査が胸部CTです。

被ばく量はレントゲンに比べると増えますが、得られる情報は格段に多く、肺がん検診として人間ドックでも胸部CTを受けられる施設はたくさんあります。

もちろん症状がない状態で行うだけではなく、呼吸苦などの症状がある場合にも病院において胸部CTは撮影されます。

撮影したが良いが、全然読影の仕方・画像の見方がわからないでは困ります。

そこで今回は、

「胸部CTの画像の読影・見方ってどうなの?」

という方のために、胸部CTの画像の読み方についてまとめました。 続きを読む

急性腎盂腎炎・AFBN・腎膿瘍のCT画像所見まとめ!

尿路感染症のうち、その感染が腎実質、腎盂・腎杯に及ぶ病気を腎盂腎炎と言います。

Pyelonephritis figure1

腎盂腎炎はときに敗血症から多臓器不全となり、命に関わることがある病気であり、早期診断し、早期治療が重要となります。

腎盂腎炎の診断には、

  • 症状:発熱、悪寒、腰背部痛、嘔気・嘔吐など
  • 身体診察:肋骨脊柱角(CVA)叩打痛
  • 採血結果:CRP、WBCの上昇など
  • 尿検査:膿尿、細菌尿

などからなされますが、CT画像検査が有用なことがあります。

そこで今回は、急性腎盂腎炎のCT画像検査でどのような所見を示すことがあるのかを中心に、急性巣状細菌性腎炎(AFBN)及び腎膿瘍の画像所見についてもまとめました。 続きを読む

【画像あり】S状結腸軸捻転とは?原因、症状、CT、治療まとめ!

腸管が捻れる(ねじれる)病気の一つに、S状結腸軸捻転(読み方は「エスじょうけっちょうじくねんてん」英語表記ではsigmoid volvulus)があります。

S状結腸軸捻転とはどういったことが原因で起こるのでしょうか?

またどのような症状が起こり、画像ではどのように見えるのか、治療はどうするのか。

今回は、S状結腸軸捻転について、図(イラスト)や実際のCT画像を用いて解説しました。 続きを読む

【画像あり】急性胆管炎のCT画像所見のポイントはコレ!

Acute cholangitis Eye-catching image

 

急性胆管炎は胆管に何らかの狭窄や閉塞が生じて逆行性感染により生じます。

胆道内圧上昇が上昇したところに細菌感染が起こると、細菌やエンドトキシンが血液に移行し、敗血症となり、DICから多臓器不全、さらには命に関わる病気です。

ですので、いかにこの胆管炎を早期に診断するかということが非常に重要です。

急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドラインによると急性胆管炎の診断基準は以下のようになっています。

Cholangitis guideline

診断基準にもあるように、画像所見(主にCT、MRI)の項目もあります。

今回は胆管炎のCT画像所見についてまとめました。

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