大腸内視鏡検査ってどうしても男性も抵抗のある方が多いですが、女性もかなり抵抗がありますよね。
私も絶対したくない!!
と思う検査第1位でした。
でも健康のことを考えるようになり…大腸内視鏡検査をするべきなのかな?
と悩んでいたんです。
でもいざ予約を取っても、生理が始まってしまったらどうしたらいいのか…妊娠したら…など心配ごとがたくさん!
そこで今回は大腸内視鏡検査を女性目線で考えていきたいと思います!
- 生理になった!検査はどうすればいいの?
- 妊婦でも検査は可能?授乳中は?
- 大腸内視鏡検査は20代の若い女性でもうけるべき?
など3つのポイントに的をしぼって紹介したいと思います。
女性ならではの悩み…ぜひ参考にしてください!
大腸内視鏡検査!生理になったらどうしよう!
どうすればいいのでしょうか…?
生理中も大腸内視鏡検査は可能です。
生理中であろうと、検査結果が変わることはありません。
生理中でも検査するかどうかは、受ける側の羞恥心が問題になってくるかもしれないですね。
しかし、生理になったことを事前に看護師や医師に伝えておけば、きちんと対応してもらうことができますよ。
病院によって対応は変わりますが、タンポンやナプキンをつけたまま検査を受けることができます。
また検査用のベッドに紙シーツなどを敷いて対応してもらえる場合も。
キャンセルすると次はいつ行けるかわからないので、生理になったことを伝えて受けるようにします!
しかし…
- 出血の量が多い
- 生理痛がある
などの場合は延期したほうが、検査が楽に受けられることがあります。
ご自身の体の状態と相談して決めてください。
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大腸内視鏡って妊婦でも受けられるの?
妊婦でも大腸内視鏡検査を受けることは可能です。
しかし、
- 痛み止めや麻酔などが使えない
- 下剤の影響
- 子宮で大腸などを圧迫しているので、痛みが起きやすい
など、上記の理由から基本的に妊娠中は大腸内視鏡検査をしない病院も多いです。
また妊娠中に消化器内視鏡検査を受けた女性に、わずかながら早産と子宮内胎児発育遅延のリスクが認められるとするスウェーデンのグループの発表もあります1)。
どうしても受けたほうがいい場合は、かかりつけの産科医に相談してみましょう。
授乳中はどう?
子供に影響はありませんか?
使用できる薬剤が限られたり、鎮静剤が使えない、などはあるかもしれませんが、基本的には授乳中でも大腸内視鏡検査は受けられます。
そして検査後の授乳も可能です。
ただ、薬剤の影響を考えて、検査前に搾乳や検査後数時間(病院の指示によります)の断乳などをおこないましょう。
20代の若い女性にも大腸内視鏡は必要?
大腸がんは40代から増え始める傾向にはありますが、20代でもまれに発症することも。
また、女性は便秘や腹痛などおなかのトラブルで悩む人が多く気づきにくいという難点もあります。
- 血便
- 便通異常
- 家族に大腸がんや大腸の病気の人がいる
まずは病院に相談というかたちからでもいいので、病院を受診しましょう。
関連記事)
参考:1)Gastroenterology 2017; 152: 554-563.e9
最後に…
- 生理中も検査可能!医師に相談し、タンポンやナプキンを使用して検査を!
- 妊娠中は検査可能だが、極力産後に受けるのが望ましい
- 授乳中は検査前に搾乳して保存しておくことや、検査後数時間あけることで対応を
- 家族に大腸がんの人がいる場合は20代からでも検査をすすめる
いかがでしたでしょうか?
女性の大腸内視鏡検査ってすごくナイーブな問題ですよね。
私も大腸内視鏡検査を受けにいった経験がありますが、すごく勇気がいりました。
ましてや生理中や妊娠の可能性があるなら尚更だと思います。
でも目に見えないからこそ検査が必要です。
必要であれば、医師と相談の上、受けるようにしましょう。