指のしびれが続くってことありませんか?
指のしびれは色々な原因が考えられますが、その中の1つとして指神経麻痺というものがあります。
「字から見ると指の神経が麻痺するのかな?」となんとなく分かるものの、それがどんなものなのか、なかなか聞いたことがなく分からなかったりしますよね。
そこで今回は指神経麻痺について・・・
- 視神経
- 症状
- 原因
- 治療方法
についてご説明したいと思います。
参考にされて下さい。
そもそも指神経とは?
以下のイラストのように、指の断面図を見てみると、指の背側と掌側の両端に走っているものが指神経です。
この指の背側に2つ、掌側に2つ、1本の指には4つの指神経があります。
指の左右に指神経があるのがお分かり頂けるかと思います。
指神経麻痺の症状とは?
- しびれ
- 痛み
- 腫れ
- 痛み
- 指に力が入らない
主な症状として、いつまでたっても取れないしびれがあります。
そのしびれとは、長時間正座をした時のしびれのようなものが、残った状態です。
また、指の痛みや腫れがあったり。押えるとビリビリと響くような痛みを感じたりもします。
その他には、指の感覚が麻痺して、力が入らない・物を持ちにくい・つまみにくい・・・というような症状があります。
ですが、この症状はあくまでも指に出るもので、手首や腕からとなると違ってくるので注意が必要です。
指神経麻痺の原因は?
この指神経麻痺の場合、必ず思い返すと何かしらの原因が見つかります。
特に長時間指を使った、力を入れすぎた、負担がかかりすぎた、などという原因があるはずです。
- 長時間楽器を演奏した
- 指を長時間使用した
- ペンで指神経を圧迫しすぎた
- 重いものを長時間持ち指に負担がかかった・・・etc・・・
指には手首から枝分かれし、細かい神経が指先まで通っていて、特に指先は感覚が敏感でもあります。
その神経を長時間圧迫することで、血流が悪くなったり、神経を傷めたりすることにより上記でご説明したような症状が出たと考えられます。
原因が思い当たらない、そして治らない・・・手根管症候群も考えられます。
→手根管症候群の症状って?悪化する前に気付くことが大切!
指神経麻痺の治し方は?
- 症状がある手を使わない
- 冷やすor温める(医師の指示の元)
- サポーターで固定する
指神経麻痺の治し方はズバリ、しびれなどの症状のある手を使わないのが1番です。
ですが、しびれ症状が出る疾患は他にもあるため、しっかり検査をおこない、他の疾患との鑑別が重要です。
まずは、自己判断をせずに整形外科を受診しましょう。
温めた方がいいのか?冷やした方がいいのか?その際、指示してもらうのがオススメです。
検査方法としては、問診をおこない、レントゲン撮影をして骨に異常はないのか調べることになります。
骨に異常がなければ、次に原因となることをしなかったか?思い出すことになります。
利き手の場合は、サポーターを装着することにより、多少楽にもなります。
ただの神経圧迫による指神経麻痺なら、時間の経過と共に症状は軽くなってきます。
症状が改善しなければ、それこそ他の疾患がある可能性が・・・ということにもなりますので、自己判断はしないようにしましょう。
指のしびれの場合、他にも色々な原因が考えられます。
→指がしびれる原因ってどんなものがある?症状別にご説明
最後に
- 指神経麻痺の症状として、しびれや痛み、腫れや力が入らないといったものがある
- 必ず何か、指を使い過ぎた原因がある
- まずは整形外科を受診
- 骨には異常がないか?原因を突き止めることが大切
- 指神経麻痺は、時間の経過と共に徐々に良くなる
- 指のしびれには色々な原因があるので自己判断をしない
「な~んだ、じゃあ大丈夫か?」と自己判断してしまうのも怖いんです。
原因がハッキリしてるならまだしも、思い当たる原因がない時には、しっかり原因を突き止めましょう。
また、腫れなどがある場合は、骨にも問題がある場合もありますからね。