指のしびれがなかなかおさまらない・・・このしびれの原因として色々考えられますが、そのしびれが首や肩、肩甲骨にまで響くようなら胸郭出口症候群の可能性があります。

でも、聞き慣れない胸郭出口症候群って何?って思っちゃいますよね。実はこの病気、若い女性に特に多いものなんです。

今回は胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)について

  • 症状は?
  • 原因は?
  • 治療法は?
  • ストレッチも効果的?

といったことをご説明したいと思います。ご自分の症状と合わせて参考にして頂ければと思います。

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胸郭出口症候群の症状は?

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指や腕がしびれが続いてるんですが、これって胸郭出口症候群の症状に当てはまりますか?
胸郭出口症候群の症状をご説明します。
  • 指のしびれ
  • 腕のしびれ
  • 痛み
  • 手の冷え
  • 手が青白く血流が悪い
  • 脱力感
  • 手に力が入らない
  • 首や肩のこり
  • 首や肩、肩甲骨まで痛む

このような指から首や肩、肩甲骨まで広がるしびれや痛みが、胸郭出口症候群の症状の特徴とも言えます。

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胸郭出口症候群の原因ってどんなことが考えられる?

どのようなことが原因で胸郭出口症候群になるのでしょうか?
原因についてご説明しますね。

末梢神経の束が腕や指に届く血管と共に圧迫されて起こるものなんですが、字の通り、胸郭の出口付近で鎖骨下動静脈が圧迫されて起こることが原因であるため、このような名称になりました。

神経や血管を圧迫して起こるのが原因というのは分かったんですが、それってどんなことをしたらなるものなんでしょうか?
考えられる理由をいくつかご紹介します。
  • 強い衝撃を与えられたことによる骨の変形(交通事故など)
  • 筋肉の発達(スポーツや筋トレなど)
  • 長時間同じ作業をつづけた(事務作業や編み物、楽器の演奏など)
  • 重い荷物を持ち上げた(決まった側で担いだ状態が続いたなど)

 

※指がしびれる原因は他にも色々あります。→指がしびれる原因ってどんなものがある?症状別にご説明

また、上記以外でも20代の華奢で首が長くなで肩の女性に多く、肩周辺の筋力が弱いことも原因の1つで、他に助骨癒合や鎖骨異常などもあります。

kubi

関連記事)手根管症候群の症状って?悪化する前に気付くことが大切!

検査や治療方法は?

どうやって胸郭出口症候群と分かるんですか?また治療方法についても教えて下さい。
診断方法と治療方法に分け、ご説明します。

検査と診断方法

まずはレントゲンやMRIで神経や血管を圧迫する原因がないか調べます。また、それに加え、どのような動きをした際に症状が強いのか?誘発テストを行い、診断します。

誘発テストには以下のようなものがあります。
  • Adsonテスト・・・頚を反らせた状態で後ろから腕を下した状態で引っ張り、症状が出るかどうかを誘発する。
  • Edenテスト・・・症状がある方の腕を後ろから引き、橈骨動脈を触知できなくなるかどうか。できなければ胸郭出口症候群。
  • Wrightテスト・・・肘を上に90度曲げ、その状態で脈を触る。
  • Morleyテスト・・・鎖骨の上の首を支える筋肉の上部を圧迫することで症状が出るかどうかを誘発する。
  • Allenテスト・・・症状が出る側と反対方向に首を向け、症状が出る腕を90度上げ、脈が触って分からなくなると胸郭出口症候群。

 

治療方法

  • 安静
  • 消炎鎮痛薬の服用
  • 手術

まずは安静にし、症状がある方を使わないようにし、休ませ、消炎鎮痛薬を服用します。ですが、症状が悪化している場合には手術を行うこともあります。手術は、第1肋骨切除、頸肋切除、前斜角筋切除など原因となる部分を取り除くことになります。

関連記事)肘部管症候群の症状や治療法って?しびれが続く場合は要注意

胸郭出口症候群に効果的なストレッチ方法

初期の場合でしたら、ストレッチで症状を軽減する方法もあるんですよ。

kubi

  1. 首を右に傾けるよう、右手で左耳の上を抑える
  2. 首の筋が伸びた状態で10~15秒キープ
  3. これを左右3回ずつ繰り返す
ありがとうございました。大変参考になりました。

最後に

  • 指から首や肩、肩甲骨まで広がるしびれや痛み、冷えや脱力感が症状としてある
  • 胸郭の出口付近で鎖骨下動静脈が圧迫されて起こることが原因
  • 20代の華奢で首が長くなで肩の女性に多い
  • レントゲンやMRI、誘発テストを行い、診断する
  • 初期の場合は、安静や消炎鎮痛薬の服用、ストレッチで治る場合があるが、ひどくなると手術をすることも

 

まずは、勝手な自己判断をするのではなく、その症状には他の原因も考えられるため、きちんと検査をするのがおすすめです。また、同じ作業を長時間続けなきゃいけない人は、ストレッチを途中に取り入れることで予防にもつながりますよ。

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