The spirometer Eye-catching image

肺は、私達の命を維持する為に欠かす事の出来ない呼吸を司る重要な臓器です。
その肺の呼吸機能を検査する為に用いられている計測機器『スパイロメーター』と言います。
これはどの様な物なのか、又、この測定機器を使う事で何が調べられるのでしょうか。

その様な疑問を解決する為に、『スパイロメーター』についてまとめました。

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スパイロメーターとは?

一般男性 Bさん
スパイロメーターって何ですか?
女性医師
スパイロメーターとは、呼吸機能を検査する為の医療機器の事です。

肺に出入りする空気の換気機能のレベルを調べ、肺の働きや、気管支喘息、肺気腫等の肺の病気が疑われる疾患がないかを調べる検査に用いられます。

L_08985801https://oceanmall.as-1.co.jp/navicare/web/ProductDetail.aspx?ca=LB&gc=NI053627より引用。

女性医師
このスパイロメーターを使用して、調べられる項目を以下にご説明します。

スパイロメーター

肺活量

空気を胸一杯に深く吸い込んだ後に、それを全て吐き出し、それによりどれ程の空気を吐き出したかをチェックします。VC(vital capacity)と呼ばれます。

%肺活量

性別と年齢から推測される基準値となる肺活量と、実際に計測した肺活量との比率を調べます。

努力性肺活量

空気を肺一杯に吸い込み、最大の速度で一気に吐き出した空気の量を調べます。FVC(forced vital capacity)と呼ばれます。

一秒量

努力性肺活量で、最初の1秒間に吐き出された空気の量を調べます。FEV1と呼ばれます。

一秒率

努力性肺活量(FVC)に対しての一秒量(FEV1)の比率を調べます。FEV1%と呼ばれます。この値が70%を切る場合、慢性閉塞性肺疾患(COPD)のような閉塞性換気障害があると診断されます。

残気量

息を全て吐き出した後の、肺に残る空気の量を調べます。

以上の項目を調べていく事で、肺の病気の可能性を診断でき、その重症度などの判断にも役立ちます。

又、治療過程においては、その治療効果を調べる事にも使用されます。

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スパイロメーターの使い方は?

一般男性
この装置はどうやって使うのですか?
女性医師
使い方は以下のとおりです。

 

① まず、鼻をノーズクリップで挟み,呼吸管を接続したマウスピースを口にくわえます。

その後、静かな呼吸を何度か繰り返し行い、一度目は大きく息を吐き出し、次に、
息を深く大きく吸い込み、さらに大きくもう一度息を吐き出します。
同じ事を2から3回繰り返し行ないます。

② 次に、努力性肺活量、一秒量、の測定を行ないます。

呼吸の量はグラフに表示され、一秒量を測り、一秒率の計算をします。

 

これらの検査は、大体10分程で終わります。
又、検査による痛みなどは全くありません。

この検査ではマウスピースを使用しますが、これを使い息を吐き出す事は、最初は困難な事もあり、正確な数値が出ない事もあります。

その為、より正確な数値を出す為に、数回の練習をする事が多いです。
練習の後は、一時的ですが酸欠状態になる事もありますので、安静に出来る時間を取り、その後本番の検査となります。(医療機関により異なります。)

一般男性
よくわかりました。ありがとうございます。

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