PET-CT Radiation exposure Eye-catching image

PETは被曝量が少ないから安心!安全。とよく言われることがありますが、

PET-CTとなると話は別です。

今回はPET-CTの被曝量についてまとめてみました。

Sponsored Link

PET-CTの被曝量

PET検査による被曝量は?にも記載したようにPET検査だけだと、異常な集積があっても、それがどこに相当するのかわからないことがあります。PETの画像はこのような写真ででてくるからです。
pet1そこで体の輪切りスライスで撮影したCTとPETの画像を合わせて診断することがあり、これがPET-CTです。

こちらはCTの画像。

pet ct

これに、PETの画像を融合(fusion)させると、このようになります。

pet ct1

色がついて、一気にわかりやすくなりますよね。
診断能も一気に上がりますので、PET-CTががん検診でも一般的に撮影されます。

ところがこのCTが被曝量が高いんですね。

合計すると15-17mSv程度の被曝量を受けるということになります。

Sponsored Link

被曝をとるか?がんの発見をとるか?

被曝してでも、がんが見つかるならば、検査を受けた方がよいということになります。

ところが、がんが見つかる可能性が極めて低い群に対して、PET-CTを行うのは逆に、被曝によるがんのリスクを高めるとさえいわれます。

特に若い人にPET-CTで人間ドックをやるのはこちらに相当します。

FDG-PETがん検診ガイドライン(2012)によると、

30〜40歳以下では、がん早期発見による寿命延長よりも発癌による短縮の方が大きい。

としています。

つまり、健康な若い人は、特にPET-CTを受ける必要はないということですね。
そこまでして得られるメリットよりもデメリットの方が大きいことが多いということです。

ただし、喫煙者であるといったリスク因子のある人は受けた方がよいと言われます。

自分の年齢とリスク因子を考えた上で、受けるようにしましょう。

Sponsored Link

 

関連記事はこちら