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ノロウイルスにかかってしまうと大変辛い思いをする場合もありますので、少しでも早く治したいものです。

そうすると、どうしても薬の力に頼りたいところですが・・・。

ノロウイルスにかかった場合の薬はあるのでしょうか?
また、効果のある市販薬はあるのでしょうか?

そこで今回は、

  • ノロウイルスにかかった場合の薬(処方薬・市販薬)
  • 正露丸とビオフェルミンについて
  • ノロウイルスを予防するための薬品やワクチンはあるのか

以上についてまとめました。

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ノロウイルスにかかった場合の薬は?

noro virus vactine1

ノロウイルスにかかった場合の薬はありますか?
医師
それでは、ノロウイルスにかかった場合の薬を病院で処方される薬市販薬に分けてご説明します。

病院で処方される薬

残念ながらノロウイルスには特効薬はないのが現状ですので、治療法も、絶対安静しかありません。

ですから、病院へ行くと出ている症状にあわせた治療(対症療法)をするだけとなります。

下痢などにより、消耗が激しかったり、水分が摂れない様な場合には点滴をすることもありますが、後は、吐き気止め整腸剤をもらえるというくらいです。

いずれもウイルスそのものに対しての治療ではなく、体力の消耗を防ぐためや、自然治癒力を高めるための治療となります。

市販薬

上記で述べました様に、ノロウイルスには特効薬がありません。

病院を受診できないような場合は、市販の整腸剤や吐き気止めなどを飲んで安静にするようにして下さい。

医師
以下に、市販薬として効果があると思われている正露丸ビオフェルミンについてご説明します。
正露丸

正露丸は、下痢を和らげる作用のある薬ですが、腸の動きを止めずに腸内の水分バランスを整える作用があります。

このように腸の動きを止める作用はないため、効果があるかもしれないという説もあります。

しかし、下痢はウイルスなどを体外に排出する体の防御反応ですから、薬で止めると治るのを遅らせることになります。

ですから、出来れば整腸剤などで様子をみて、少し症状が軽くなって受診できる状態になったら、病院に行くようにしてください。

ビオフェルミン

ノロウイルスで病院に行くと、整腸剤としてビオフェルミンを処方されることもあります。

しかし、ビオフェルミンにノロウイルスを治す効果があるわけではありません。

ビオフェルミンには、ノロウイルスによってダメージを受けてしまい弱った腸をサポートする働きがあるのみです。

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ノロウイルスを予防するための薬品やワクチンはあるの?

noro virus vactine

ノロウイルスの治療薬や感染予防のワクチンはありませんので、感染を予防するためには、ノロウイルスを体内に入れないことが重要となります。

しかし、まだ実際の臨床の現場では用いられるには至っていませんが、武田薬品工業株式会のホームページ(2016年06月21日付け)に以下の内容のお知らせがあります。

「現在開発中で、現時点で唯一臨床試験段階にあるノロウイルスワクチン(TAK-214)の臨床第2相後期有効性フィールド試験を開始した」

このようにノロウイルスの予防となるワクチンが市場に出回る日が期待されています。

参考)世界初となるノロウイルスワクチンのフィールド試験開始について

感染を予防する方法

ノロウイルスは、微量でも感染してしまい、体内において増えます。

また、ノロウイルスの患者の嘔吐や下痢の汚物には、大量のノロウイルスが含まれています。

ですから、感染を予防するには以下の点を頭に入れ注意するようにして下さい。

  • 不特定多数が使用するトイレなど様々な場所がノロウイルスに汚染されている可能性が高い。
  • 感染の多くは、手や指先にノロウイルスが付着したまま素手で食品に触れ、体内に侵入するものである。
  • 手や指先を清潔に保つこと、また、食品の十分な加熱が非常に重要である。
  • 寒くなるとノロウイルスが不活化するまでの時間が長くなる事で汚染される範囲が広がる。

ノロウイルスの感染リスクを減らすには、手洗いを徹底することが重要です。

noro virus hand wash

消毒

ノロウイルスは、インフルエンザなどに有効とされているアルコール消毒には効果がありませんが、次亜塩素酸ナトリウムには消毒効果が期待できます。

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まとめ

医師
今回のポイントのまとめ!
  • ノロウイルスには特効薬はないのが現状であり、治療法も、絶対安静しかない。
  • 病院を受診できないような場合は、市販の整腸剤や吐き気止めなどを飲んで安静にするのが良い。
  • 下痢はウイルスなどを体外に排出する体の防御反応であるので、薬で止めると治るのを遅らせることになる。
  • ノロウイルスの感染リスクを減らすには、ノロウイルスを体内に入れないことから手洗いを徹底することが重要である。
  • ノロウイルスの消毒には次亜塩素酸ナトリウムでの効果が期待できる。

 

現時点において、ノロウイルスにかかっても特効薬やワクチンはありません。

ですから、嘔吐や下痢になってしまった場合は、脱水症状にならない様に十分な水分補給を心掛ける様にして下さい。

また、ノロウイルスは一時的に激しい症状となり、辛い場合もありますが、長期にわたる重篤な症状になることありませんので、安静にすることが大切です。

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