糖尿病というと高齢者の病気で若い人は関係ない?!そう思ってる人も多いんですが、実際はどうなんでしょう?特に家族内に糖尿病患者がいると、食生活が似てる家族は自分は大丈夫?と気になりますよね。
実は、若い人の糖尿病も増えているんです!!
そこで今回は・・・
- 糖尿病は若い人でもなることはあるのか?
- 自覚症状はある?
- 予防方法
についてお話ししたいと思います。若い人はもちろん、ご両親もお子さんのことを気にしてみて下さい。
糖尿病は若い人でもなるってホント?
大人の病気で長年の食生活が原因でなると思われていた糖尿病、若い人でも増えているんです。それが、20代、30代だけでなく・・・子供でもなるんです。
若い人に多い糖尿病の原因
- 食事の栄養バランスの極端な偏り
- 極端な運動不足による肥満
- 体質・遺伝
実は小学生でもなることがある糖尿病。極端に食事の栄養バランスに偏りがあったり(糖質や脂質ばかりを好む食事)、朝は食べずにそれ以外で暴飲暴食をしてしまう・・・そういった食事に加え運動不足による肥満が原因だったりします。
また、家族に糖尿病の人がいるだけでなく、そういった糖尿病になりやすい体質を生まれつき持っているというのも原因の1つだったりします。
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どういう症状が出る?セルフチェックしてみよう。
基本的に初期の自覚症状が少ない糖尿病ですが、これらの変化を感じることがあります。
- やたら喉が乾く
- 食べても食べても空腹感がある
- 食後に急な眠気に襲われる
- 自然に体重が減る
- 尿が泡立つ
- 頻尿
これらの症状に当てはまるから必ず糖尿病というわけではありませんが、若い人の場合「自分がまさか糖尿病なんて」と疑いもしないため、発見が遅れることもあるんです。
これらの症状がある場合は、一度健康診断を受けた方が良いでしょう。
若いうちから糖尿病予防が大切
糖尿病は簡単に治療できる病気ではありません。一生付き合っていかなきゃいけない可能性もある糖尿病。薬物療法と共に、食事療法や運動療法もあり、普段の生活から全て見直し、気をつけなくてはいけません。
そして、何より合併症が怖いのが糖尿病の特徴でもあり、甘く考えていたらいけません。命の危険も伴うこともあるんです。
なので、もしかして糖尿病?糖尿病になりそうで怖いと感じる前に、予防をすることがとても重要なんです。
- バランスのとれた食事
- 朝昼晩、3食きちんと決まった時間に食べる
- 野菜や海草類から口にする
- 腹八分目に抑える
- よく噛んで食べる
- 疲れを残さない適度な運動をする
これだけでも違います。これは糖尿病の治療でも行われる方法なんですが、予防でも有効的です。食事内容や方法を改めるだけでもかなり効果的となりますし、肥満を解消すべく有酸素運動もおすすめです。
最後に
- 糖尿病は若い人でも増えている
- 20代、30代だけでなく、子供でも糖尿病になる
- 偏った栄養バランスや肥満、遺伝的体質が原因
- セルフチェックで当てはまるものはないか、定期的な健康診断も重要
- 若いうちから予防が大切
若いうちに糖尿病になってしまうと、なかなか治らないとされる病なのでその後の人生も大きく左右します。また、糖尿病の場合怖いのは合併症です。甘く考えてたら命に関わることも。
まずは普段の食生活から見直しましょう。健康診断の尿検査でも糖尿病は発見されます。若いうちは人間ドックまで・・・と抵抗ある方は多いかもしれませんが、比較的安く受けられる健康診断は市町村でも実施されているので定期的に受けるようにしましょう。