文字通り、手や足、口に水疱ができる手足口病。でも、なったことがない人は一体どんな症状なのか?恐ろしく感じますよね。特に、子供に多い病気ですが、いきなりブツブツが出てきたら、これは何なのか?とびっくりすることもあると思います。
うちの子供達も手足口病になったことがあるんですが、軽く済んだ長男に比べ、次男はひどいブツブツで、水疱瘡も混じってるんじゃないのか?と検査して確かめたほど。
今回は、手足口病について、症状を体験談と写真と共に解説し、原因や治療法についてご説明したいと思います。
手足口病の症状とは?こんな風になる!写真で見てみよう
- 発熱
- 咽頭痛
- 手や足や口に水疱ができる
- かさぶたになる
まず、初期症状として発熱しますが、中には微熱だったり、熱が出ない場合もあります。熱は1日、2日でひき、その後、水疱のあるブツブツが現れます。口の中に出た場合は、物を食べづらく、痛みを伴う場合もあります。水疱は徐々にかれ、かさぶたになって徐々に薄くなっていきます。
- 発熱は1日~2日
- ブツブツは1週間から10日程度で自然に良くなる
まず、手のひらに赤いブツブツを見つけました。その後、足の裏などに出来、口腔内は2.3粒ほどだったので、食事には差し支えありませんでした。また、熱は前日の夜に37度の微熱が少しあったほどで、3日ほどで湿疹は消えました。
39度以上の高熱が出て、その時にはもうこれくらいの湿疹が出始めていました。でも、この後もっとひどいことになったんです。
これでも水疱がつぶれ、少し落ち着いたくらいなのですが、このブツブツが腕だけ何百という数のブツブツが出てそれだけでなく、手、足、お腹、首、耳にも出ました。あまりのひどさに、水疱瘡も併発してるんじゃないかと検査されたほど。
(結果、水疱瘡は陰性で手足口病のみと判明)
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手足口病ってどうしてなるの?原因は?
手足口病の原因は、人から人へうつることが原因で、幼稚園や小学校などで流行することがあります。
感染経路
感染者の咳や鼻水の飛沫感染や、接触感染、分泌物や排泄物に触れた手からも感染します。
潜伏期間
感染から発症までの期間は3日~5日と言われていますが、この潜伏期間も症状がおさまった1~2週間後も感染する可能性があります。
予防法
手足口病のワクチンはありません。とにかく手洗いうがいを徹底するしかないんです。家族内で手足口病を発症した場合は、手洗い後のタオルを分け、マスクをすることが大切です。また、1度なったからといって、もうならないわけではなく、手足口病の型は色々あるので何度でも感染します。
また、大人も感染するため、子供のオムツ替えなどにも注意する必要があります。
手足口病の治療法は?
手足口病の場合、有効な薬がないため、熱が高い場合は解熱剤など、症状に合わせた対処薬としての処方しかなく、基本薬を処方されず、安静に過ごすのが1番と言われるだけです。
ですが、乳幼児の場合、急性髄膜炎が合併し、急性脳炎となり、最悪の場合死に至ることもありますので、きちんと病院に行くことが大切です。
また、口腔内に出た場合は痛くて食事を取るのも億劫になってしまうので、水分補給に気を付け、ゼリーやアイスなど喉ごしの良いものをとりましょう。
危険な場合の手足口病
- 高熱
- 嘔吐
- 痙攣
- 意識が朦朧とする
これらの症状が出た場合は、重症化してる可能性もあります。すぐに受診することをおすすめします。
最後に
- 発熱後、水疱が出て徐々にかれる
- 手や足、口にブツブツが出来る
- 7日~10日で治る
- 人から人に感染する
- 手足口病に有効な薬はなく、対処薬しかない
- 稀に重症化する場合もある
うちの次男の場合、10日ほどで水疱はかれたんですが、かれたあともブツブツはかなり目立つ状態で、皮膚科にも行き、痕が残らないか相談したほど。結局、消えるには消えたんですが、全部痕が消えるまで半年以上もかかりました。
しかし、ここまでひどくなるのも稀で、小児科の医師からも「ここまで出るのは珍しい。肌が弱いのも原因かもしれない」と言われたほどでした。しかし、2回目に手足口病に感染した際は、ここまでの症状は出ず軽度で済みました。