健康診断の前日の飲酒って

健康診断が近づいてくると、検査に備えて何らかの準備が必要な事も出てきます。
その中で、前日からの絶飲食で飲酒も控える様にとの指示があるのが一般的かと思います。

しかし、前日に飲酒した場合は検査結果にどんな影響を及ぼすのでしょうか?
また、少量の飲酒でも問題があるのでしょうか?

今回は、健康診断の前日の飲酒などについてまとめました。

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健康診断の前日の飲酒は検査結果に影響するの?

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一般男性
健康診断の前日の飲酒は検査結果に影響するのでしょうか?
男性医師
前日から飲酒を控えないと正しい数値が出ないことがありますので、影響すると言えるでしょう。

アルコールを摂取することで、血液中のアルコール濃度が上昇し、数時間から長ければ半日ほどの時間を要して上昇したアルコール濃度が元に戻ります。

このため、検査の中でも特に血液検査尿検査に悪い影響を及ぼす場合があり、その中でも検査結果に影響を与える可能性が高いのは、中性脂肪、肝機能、尿酸、血糖となります。

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健康診断前日の飲酒は少量でもいけないの?当日はどう?

一般男性
健康診断前日の飲酒は少量でもいけないのでしょうか?当日はどうでしょうか?
男性医師
以下に説明しますので、参考にされて下さい。

前日の飲酒は?

健康診断の前日に、少量の飲酒であれば健康診断の結果に大きな影響を及ぼさないですが、アルコール分解には数時間から半日ほどの時間が必要ですから、診断時間と逆算して飲酒される時間を明確にしておくのが大切です。

関連記事)バリウム検査 前日の食事は?お酒とタバコは?

当日の飲酒は?

当日の飲酒は、少量であっても絶対に避けて下さい。
これは、上記でお伝えしたようにアルコールを分解するには時間がかかるためです。

Drink

 

健康診断で飲酒は何日前からやめればいい?

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一般男性
健康診断で飲酒は何日前からやめるのがよいですか?
男性医師
目安としては健康診断の2週間前です。

飲酒の頻度が多い方は、体内のγ―GTP(ガンマ・ジーティーピー)の数値が高くなっています。
このγ-GTPとは、病気を調べるための指標となるもので、数値が高いと肝炎、肝硬変、肝胆石、臓がんなどの病気の可能性が疑われます。

γ―GTPの正常値は成人男性で50以下成人女性で32以下と国際単位で定まっていますが、もしこの数値が50以上あったとしても、100以下の場合は、禁酒をすることで正常値に戻ります。

しかし、毎日飲酒をする習慣のある方はアルコール性脂肪肝の状態になっているので、この数値が下がりにくくなっています。

また、この値は年齢を重ねるごとに下がりにくくなるりますので、毎日飲酒される方や、年齢が高めの方は健康診断の前に余裕を持って飲酒をやめる必要があります。

このやめる目安は2週間前とされ、このくらい前から飲酒をやめれば、γ―GTPの値は少しずつ下がってきます。

この様に飲酒をやめることで健康診断の結果が正常値になっていればいいですが、もし正常値ではない場合は、何らかの病気の疑いがありますので、精密検査をしっかりされるようにして下さい。

 

健康診断後の飲酒はどう?

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一般男性
健康診断後は飲酒をしても大丈夫ですか?
男性医師
以下の理由からほどほどにされて下さい。

健康診断が終わった開放感から「今晩はお酒が飲める!」と思われる方も多いと思いますが、バリウム検査をされた方は、排便を促すために普段より多くの水分を摂る必要があります。

アルコールも水分!と思われるかもしれませんが、利尿作用があるのでその水分は腸に届かず排尿されますので便秘になりやすくする可能性もありますので、健康診断前日と同様に健康診断後の飲酒もほどほどにされて下さい。

 

飲酒だけでなく、喫煙や糖質が含まれる飲料水、カフェインにも注意!

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一般男性
健康診断の前日に飲酒以外にも注意することはありますか?
男性医師
喫煙や糖質が含まれる飲料水、カフェインにも注意されて下さい。

喫煙される方は、飲酒と同様に前日から禁煙にされるのがよいでしょう。
これは、タバコに含まれているニコチンに血管を収縮さる働きがあるので、血圧検査において悪い数値を出す可能性が高いためです。

また、血液検査では、血液中に含まれる血糖値などを測定しますので、砂糖や甘味料などの糖類を含むものを摂取した場合にも上昇します。

そのため、清涼飲料水などの、糖類が多く入った飲料は、診断結果に影響を与える場合もありますので、過度な摂取は控え、当日朝などは摂取しないように注意して下さい。

同様にカフェインを多く含む飲み物も、前日に過剰に摂取したり、当日の朝に飲むことは控えるようにして下さい。

最後に

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まとめますと、

  • 健康診断の前日の飲酒は検査結果に影響する。特に、中性脂肪、肝機能、尿酸、血糖の値を上昇させてしまう。
  • 健康診断当日の飲酒は絶対にNG。
  • 普段飲酒習慣があり、γGTPが高い人の数値を正常化させるには2週間程度かかる。
  • 健康診断後であっても、バリウム検査後は飲酒しないほうがよい。
男性医師
健康診断に備えるために飲酒を控えるのは大切なことですが、長い目で考えるとその時期だけ禁酒や節酒をされるのではなく、ご自分の健康を考え、普段から飲酒量を控えられることが大切です。

また、健康診断に際し、寝不足や疲労の状態にあると、尿検査や血液検査で異常ありと診断されてしまう場合もありますので健康診断の前日は十分な睡眠を心掛けて下さい。

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