女性が抱える悩みとして多いのが、月経問題。毎月くる月経により痛みや出血過多、不妊などという問題があります。そして、そのような症状には子宮内膜症が隠れていることも。
意外と多い子宮内膜症。私も高校時代から患っていて、病院に通い続け、結局私は子供を産むまでの10年以上色々な薬や方法を試してきました。
今回は、そんな私の体験談も踏まえ、子宮内膜症について症状から分かるセルフチェック、原因や診断方法などをご紹介したいと思います。
子宮内膜症の症状とは?自分は大丈夫?セルフチェックをしよう
- 月経痛
- 月経時以外の下腹部痛
- 腰痛
- 月経過多
- 不妊
- 排便痛
- 性交痛
- 吐き気・嘔吐
- 不正出血
このような症状がある場合は、子宮内膜症もしくは、それ以外の婦人系疾患が隠れている場合があります。一度婦人科を受診しましょう。
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どういう人が子宮内膜症になりやすいの?
- 妊娠したことがない人
- 出産経験のない人
- 初潮を迎えるのが早かった人
- 家族や親族に子宮内膜症の人がいる人
- 欧米型の食事を好む傾向のある人
このような人は、子宮内膜症になりやすいと言われています。また、子宮系統は女性家系の遺伝も関係することが多いようです。
どうして子宮内膜症になるの?原因は?
子宮内にある層は本来月経の度に流れ落ちるものですが、その際に起こる原因としていくつか説が考えられています。それは、子宮内膜の移植説で、その中にはどのようなものがあるかご説明します。
- 月経血逆流説
- リンパ行節
- 血行説
- 人為的播種節
あくまでも仮説であって、はっきりとした原因が分かってないのが事実ですが、細菌やクラミジアの感染、タンポンの海綿活性剤の影響もあると考えられています。
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子宮内膜症の診断方法は?
まず、子宮内膜症は、毎月月経の度に痛むのが特徴です。そのような場合には婦人科を受診することをおすすめします。子宮内膜症の診断には3つの方法があります。症状の状態に応じても、この診断方法が変わります。
①臨床的診断
まず、問診と内診(直腸診)とに分かれますが、月経痛や、月経過多、性交痛や不妊などという症状がないか、問診をします。そして、内診では、圧痛、子宮後屈、卵巣腫瘍の有無を調べます。ですが、性交経験のない人の場合、エコーによる検査で済ませる場合もあります。
このような診察で、子宮内膜症の疑いがあるかどうかを診断します。
②補助診断
超音波検査(MRI)、CA125、HSGという方法を用いて検査をします。そこで、卵巣チョコレート嚢胞の有無、大きさ、子宮腺筋症の有無、癒着の有無、子宮の偏位、異常陰影、卵管の通過性や走行異常、造影剤の拡散異常などを調べます。
③確定診断
腹腔鏡を用いて、実際中を見て診断する方法があります。
私の場合
私が月経異常を感じ出したのは、中学生の頃、初潮開始直後から月経期間や感覚が定まらず、月経痛や月経過多に悩まされていました。でも、学生にとって婦人科に行くということに抵抗があり、ずっと我慢してきましたが、貧血が起こるようになり、月経の度に倒れたり、朝起きれなかったりの症状が出はじめ、母に相談。
母に付き添われ、婦人科を受診し、年齢を考慮され、問診とエコー検査で、子宮後屈と子宮内膜症を指摘されました。
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最後に
- 月経痛や月経過多、下腹部痛や不妊、不正出血などの症状がある場合は、子宮内膜症、もしくは婦人科疾患の可能性があるので一度受診を
- 妊娠出産経験のない人、遺伝的なものが、子宮内膜症になりやすいかどうかに関係する
- 原因は諸説あるが定かではない
- 症状や度合いによって診断方法が異なる
子宮内膜症でなくても、子宮筋腫や月経異常などといった症状が隠れている場合も考えられます。症状を放置しても、なかなか治ることはないので、ぜひ一度婦人科を受診し、適切な診断を受けることが必要です。