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	<title>扁桃周囲膿瘍 ｜ 人間ドックの評判とホントのところ</title>
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	<description>人間ドックにおける検査を中心にまとめています。</description>
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		<title>【CT画像あり】扁桃周囲膿瘍の原因、診断、治療まとめ！切開が必要？</title>
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		<dc:creator><![CDATA[medicalcheckup]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 12 Apr 2016 22:38:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>
		<category><![CDATA[扁桃周囲炎]]></category>
		<category><![CDATA[扁桃周囲膿瘍]]></category>
		<category><![CDATA[扁桃炎]]></category>
		<category><![CDATA[扁桃腺炎]]></category>
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					<description><![CDATA[扁桃周囲膿瘍（へんとうしゅいのうよう）という病気があります。 漢字だらけでややこしいですが、扁桃腺炎（へんとうせん）が重症化し、周囲に炎症が及び膿（うみ）を作った状態です。 膿瘍（のうよう）ができると、なかなか抗生物質の [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span style="font-size: 14pt;"><strong>扁桃周囲膿瘍（へんとうしゅいのうよう）</strong></span>という病気があります。</p>
<p>漢字だらけでややこしいですが、<strong>扁桃腺炎（へんとうせん）が重症化し、周囲に炎症が及び膿（うみ）を作った状態</strong>です。</p>
<p>膿瘍（のうよう）ができると、なかなか抗生物質のみでは治療ができないことがあります。</p>
<p>今回はそんな扁桃周囲膿瘍（扁桃周囲炎）について</p>
<ul>
<li>そもそも扁桃周囲膿瘍とはどんな病気なのか</li>
<li>その原因</li>
<li>診断</li>
<li>治療</li>
</ul>
<p>などについて、図（イラスト）と実際のCT画像を用いてまとめました。<br />
<span id="more-4372"></span></p>
<h3>扁桃周囲膿瘍とは？</h3>
<p>扁桃周囲膿瘍等は、上で述べたように<strong style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, Oxygen-Sans, Ubuntu, Cantarell, 'Helvetica Neue', sans-serif;">扁桃腺炎（へんとうせん）が重症化し、周囲に炎症が及び膿（うみ）を作った状態</strong><span style="font-family: -apple-system, BlinkMacSystemFont, 'Segoe UI', Roboto, Oxygen-Sans, Ubuntu, Cantarell, 'Helvetica Neue', sans-serif;">です。</span></p>
<p>膿瘍（のうよう）とは膿（うみ）の溜まりのことです。</p>
<p>（膿を作らずに炎症が及んだ状態を扁桃周囲炎と呼びます。）</p>
<p>厳密には、下の画像のように咽頭収縮筋と扁桃との間の間隙に生じる膿瘍（のうよう）のことです。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24244" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-mri-figure.png" alt="" width="523" height="389" /></p>
<p>この画像はMRIのT2強調像の横断像（輪切り）の正常画像です。</p>
<p>口蓋扁桃で起こった扁桃腺炎がその周囲（背部）に広がって、膿瘍を作った状態が扁桃周囲膿瘍です。</p>
<p>MRI画像に膿（うみ）のイラストをつけると次のようになります。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-24245" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-mri-figure1.png" alt="" width="437" height="394" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さらにこれをわかりやすくするために、上のMRIの画像から必要な部分を取り出してイラストを作ってみました。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-24247" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-figure1.png" alt="" width="518" height="252" /></p>
<p>上のように真ん中に口蓋垂（のどちんこ）があり、左右にいわゆる扁桃腺である口蓋扁桃があります。（上のイラストでは向かって右側のみ記載しています。）</p>
<p>そしてその後ろには上咽頭収縮筋があります。</p>
<p>さて、口蓋扁桃に感染が起こり、扁桃腺炎を起こし、さらに炎症が広がり、扁桃周囲膿瘍を形成すると次のようになります。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24246" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-figure2.png" alt="" width="654" height="487" /></p>
<p>扁桃腺が腫れて、その周囲に膿（膿瘍）を作っている様子がお分かりいただけると思います。</p>
<p>膿瘍ができると、なかなか抗生物質のみでは治療ができないことがあります。</p>
<h3>扁桃周囲膿瘍の原因は？</h3>
<p>扁桃周囲膿瘍は、急性口蓋扁桃炎という<span style="border-bottom: solid 2px orange;">扁桃腺の炎症（細菌感染）が広がった状態</span>です。</p>
<p>具体的には扁桃の被膜と咽頭収縮筋という筋肉に間に炎症が広がりそこで膿瘍を形成したものです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24248" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-figure3.png" alt="" width="588" height="355" /></p>
<p>原因となる菌には以下のようなものがあります。</p>
<div style="height: 12px;"><span style="margin-left: 8px; padding: 6px 10px; background: #996666; color: #ffffff; font-weight: bold; border-radius: 5px; -webkit-border-radius: 5px; -moz-border-radius: 5px;">扁桃周囲膿瘍の原因菌（起炎菌）</span></div>
<div style="background: #ffffff; border: 2px solid #996666; padding: 25px 12px 10px; border-radius: 5px; -webkit-border-radius: 5px; -moz-border-radius: 5px;">
<ul>
<li>β溶連菌</li>
<li>肺炎球菌</li>
<li>黄色ブドウ球菌</li>
<li>インフルエンザ菌</li>
</ul>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<h3>扁桃周囲膿瘍の好発年齢は？</h3>
<p>扁桃周囲膿瘍は若い男性に多いとされます。</p>
<p>好発年齢は、<span style="border-bottom: solid 2px orange;">30歳代前半〜40歳代前半の男性</span>に多いとされます。<br />
小児にも起こりますが、小児は扁桃の免疫能が保たれているので、それが落ちてきたこれらの年齢に多いとされます。</p>
<p>なら高齢者にも多そうですが？・・・</p>
<p>高齢者は扁桃そのものが萎縮するため、かかりにくいとされます。</p>
<p>ただし、高齢者にかかった場合は、免疫能がそもそも落ちている場合は、重症化することもあるので注意が必要です。</p>
<p>また小児は上述のように扁桃腺そのものの免疫力が保たれているため、扁桃周囲膿瘍よりはより重症な咽後膿瘍を形成しやすいので注意が必要です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>扁桃周囲膿瘍の症状は？</h3>
<p>扁桃周囲膿瘍の症状には以下のものがあります。</p>
<ul>
<li>発熱</li>
<li>リンパ節腫脹</li>
<li>嚥下痛</li>
<li>食事摂取困難</li>
<li>開口障害　など</li>
</ul>
<p>このうち開口障害は、炎症が扁桃周囲から傍咽頭間隙、そしてその横にある咀嚼筋間隙にある<span style="color: #ff0000;">内側翼突筋</span>に及ぶと生じるとされます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24250" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-figure4.png" alt="" width="645" height="287" /></p>
<p>この傍咽頭間隙には炎症が波及しやすいのですが、その理由はリンパの流れが原因と言われています。</p>
<p>また、<strong>扁桃周囲の上側と下側のどちらに膿瘍形成が起こるかで重症度が異なる</strong>とされています。<br />
一般的に頻度が高いのは上側ですが、稀に下側に膿瘍が形成され、下咽頭や喉頭に炎症が波及することがあり、その場合、重症度の高い</p>
<ul>
<li><strong>急性喉頭蓋炎（きゅうせいこうとうがいえん）</strong>：嚥下痛、嗄声、呼吸困難</li>
<li><strong>咽後膿瘍（いんごのうよう）</strong></li>
</ul>
<p>を引き起こすことがあります。<br />
一方頻度の高い上側に膿瘍が形成された場合は、視診でも診断できることが多く、口を開けてもらえれば診断できることがあります。</p>
<p>では次に、扁桃周囲膿瘍の診断方法について見ていきましょう。</p>
<h3>扁桃周囲膿瘍の診断は？</h3>
<p>診断には上述のように診察がまず行われます。</p>
<p>視診にて、</p>
<ul>
<li>患側（炎症が起こっている側）の口蓋弓の発赤・腫脹</li>
<li>口蓋垂（いわゆるノドチンコ）の健側（炎症が起こっていない側）への偏位</li>
</ul>
<p>が見られます。これらは膿瘍を形成していない状態の扁桃炎においても見られるものです。</p>
<p>そして、膿瘍形成があるかの判断には造影CTが有用とされます。</p>
<h4>扁桃周囲膿瘍のCT所見は？</h4>
<p>造影CTでは、</p>
<ul>
<li>咽頭壁の腫脹。</li>
<li><span style="color: #ff0000;">辺縁が造影される壁構造</span>を持ち、<span style="color: #ff0000;">被包化された液貯留</span>。</li>
<li>周囲の脂肪織濃度上昇、リンパ節腫大</li>
</ul>
<p>が見られます。特に、壁が造影される液＝膿が見られるのがポイントです。さらに、炎症がどこまで波及しているのかを評価することができます。</p>
<p>つまり、傍咽頭間隙、咀嚼筋間隙、咽頭後間隙などに広がっていないかをチェックできます。</p>
<p>また、重症な急性喉頭蓋炎の診断にはレントゲンのthumb signという親指を突き上げたような喉頭蓋の腫大を見つけるのが有用とされますが、CTの矢状断を利用することによりこの評価も可能となります。</p>
<p>では実際の画像を見てみましょう。</p>
<h5>症例　50歳代男性</h5>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24254" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-CT-findings1.png" alt="" width="707" height="332" /></p>
<p>頚部造影CTの横断像（輪切り）です。</p>
<p>右の扁桃の腫大及び、扁桃周囲に辺縁が造影される低吸収域を認めています。</p>
<p>これが膿瘍を疑う所見です。</p>
<p>右の<strong>扁桃周囲膿瘍</strong>と診断され、切開排膿されました。</p>
<h5>症例　20歳代男性</h5>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24255" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-CT-findings2.png" alt="" width="708" height="403" /></p>
<p>続いても、頚部造影CTの横断像（輪切り）です。</p>
<p>右優位に両側に<strong>両側口蓋扁桃〜扁桃周囲に膿瘍形成</strong>を認めています。</p>
<p>腫大し著明に左側に偏位して言える様子がわかります。</p>
<p>これを冠状断像（前から見た図と考えてください。）で見ると次のようになります。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24256" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-CT-findings3.png" alt="" width="682" height="319" /></p>
<p>左側に偏位して言える様子がますますわかります。</p>
<p><strong>両側の扁桃周囲膿瘍〜扁桃膿瘍</strong>と診断され、切開排膿されました。</p>
<p>続いては、より重篤な急性喉頭蓋炎及び咽後膿瘍を起こした症例です。</p>
<h5>症例　70歳代　男性　咽頭痛、嚥下時痛</h5>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24257" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-CT-findings4.png" alt="" width="720" height="480" /></p>
<p>頚部造影CTの横断像です。</p>
<p>左の扁桃周囲に膿瘍形成を認め、周囲に浮腫性変化による腫脹（腫れ）を認めています。</p>
<p>一見これまでの症例と同じように見えますが、この症例では、周囲浮腫による腫脹は口蓋扁桃の下方にも及んでいました。</p>
<p>より下（足側）の断面です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24258" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-CT-findings5.png" alt="" width="707" height="421" /></p>
<p>周囲浮腫による腫脹は口蓋扁桃の下方にも及んでいる様子と、真ん中にある、喉頭蓋（こうとうがい）が腫れている様子がわかります。</p>
<p>喉頭蓋が腫れている様子は横から見た矢状断像がより明瞭です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24251" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-CT-findings6.png" alt="" width="698" height="316" /></p>
<p>本来薄い喉頭蓋が腫れている様子がわかります。</p>
<p>この腫れが強くなると気道を塞いでしまうため、命に関わります。</p>
<p><strong>扁桃周囲膿瘍＋急性喉頭蓋炎</strong>と診断されました。</p>
<p>緊急の喉頭ファイバー検査においても喉頭蓋舌面腫脹を認め、左口蓋扁桃外側下極を切開されました。</p>
<p>その翌日のCTが次です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24252" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-CT-findings7.png" alt="" width="712" height="398" /></p>
<p>喉頭蓋の浮腫は残っており、左の扁桃周囲膿瘍はより下側（足側・尾側）に進展しています。</p>
<p>さらには右側優位に咽後膿瘍を形成していることがわかります。</p>
<p>咽後膿瘍も横からみた矢状断像でより明瞭です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-24253" src="https://medical-checkup.biz/wp-content/uploads/2016/04/peritonsillar-abscess-CT-findings8.png" alt="" width="663" height="355" />上下方向に膿瘍を形成している様子がわかります。</p>
<p>膿瘍及び周囲炎症所見は画像上も増悪しており、緊急手術にて左扁桃摘出及び排膿が施行されました。</p>
<h3>扁桃周囲膿瘍の治療は？</h3>
<p>治療は、</p>
<ul>
<li>抗生物質（（例）ユナシン®3g+生理食塩水100mlあるいはダラシン®600mg+生理食塩水100ml）</li>
<li>切開排膿（Chiari法）</li>
</ul>
<p>が必要となります。</p>
<p>単に抗生物質のみで治療することもありますが、基本的に膿瘍には抗生剤は届かないことが多いので、その場合は<strong>切開したり吸引したり膿を物理的に取り出す</strong>必要があります。</p>
<p>場合によっては上の症例のように<strong>扁桃そのものを摘出</strong>することもあります。</p>
<p><span style="font-size: 10pt;">関連記事）<a title="副鼻腔炎の症状って？頭痛を伴う場合もある？" href="https://medical-checkup.biz/archives/4041" rel="bookmark" class="broken_link">副鼻腔炎の症状って？頭痛を伴う場合もある？ </a></span></p>
<h3>最後に</h3>
<p>扁桃周囲膿瘍についてまとめました。</p>
<p>扁桃腺炎<br />
→炎症が周囲に波及<br />
→扁桃周囲膿瘍<br />
→重症化すると急性喉頭蓋炎・咽後膿瘍を起こすことがある。</p>
<p>という流れがおわかりいただけたでしょうか？</p>
<p>扁桃炎はとてもメジャーな疾患ですが、そこが重症化すると膿瘍を作ったり、さらに様々な炎症の波及を起こして命に関わることがあるということです。</p>
<p>扁桃炎だと診断され、抗生物質を飲んでも治らない場合や、症状が悪化した場合は、膿瘍形成の可能性も考えて早めに医療機関を再度受診するようにしてください。</p>
<p>参考になれば幸いです( ^ω^ )</p>
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