胃を切除する手術をした人は、胃を切除してしまえば問題ないと思っていたのに、今までのような食生活が送れなかったり、体調の変化や様々な症状に戸惑ってる方も多いのではないでしょうか?

そんな中でも、胃切除後に起こるダンピング症候群。これには注意が必要です。

そこで今回は、ダンピング症候群について・・・

  • 症状
  • 原因
  • 治療法
  • 予防法

についてご説明したいと思います。

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ダンピング症候群ってそもそもどんな病気?症状は?

ダンピング症候群について教えてください。
症状も含めご説明いたします。

ダンピング症候群は英語訳でDumping syndromeと言います。

胃切除手術後に起こるもので、

  • 食直後の30分程度で現れるもの早期ダンピング症候群
  • 食後時間が経過して2.3時間後に起こるもの後期ダンピング症候群

と言います。

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早期ダンピング症候群の症状

  • 動悸
  • めまい
  • しびれ
  • 冷や汗
  • 倦怠感
  • 頻脈
  • 腹痛
  • 吐き気
  • 嘔吐

後期ダンピング症候群の症状

  • 頭痛
  • 脱力感
  • 発汗
  • 空腹感
  • 呼吸の乱れ
  • 失神

などですが、後期の方が気を失うまでの症状になってしまう点で違いがあります。

関連記事)糖尿病で低血糖になった時の対処法は?もしもの時の為に!

ダンピング症候群の原因は?

どうしてこのような症状が出るのでしょうか?
原因についてご説明します。

胃を切除したことが根本的な原因なんですが、それにより胃液があまり分泌されにくくなります。また、胃を切除したわけですからもちろん食べ物の貯蔵量も今までよりも少なくなりますよね。

そうすると、浸透吸収されなかったものが溢れ出し、腸内に排出されるのが問題なんです。また、腸内に排出されることにより、高血糖を引き起こしてしまうことにもなり、それを抑えようと体からインスリンが多く分泌され、血糖が下がり過ぎてしまい、低血糖症状が起きてしまうんです。

つまりは、低血糖や逆流性食道炎や貧血のような症状になってしまうというわけなんですよね。

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胃切除後は今までのような消化機能ではなくなるからというのが原因なんですね。
また、食事内容や方法も原因となっています。

特に後期ダンピング症候群の場合、食事の方法や炭水化物を多くとってしまったことが原因でも起こります。

食事方法では、短時間で食事を済ませる一気食い、炭水化物の量が多すぎた場合、急激に血糖値が高まり、それを体が抑えようとインスリンを多く分泌し、逆に低血糖状態となり、症状が起こるというわけです。

低血糖状態になるから症状が起こるんですね。

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どんな治療法があるの?

治療法について教えてください。
胃切除じたいが治療の結果なのにと思われるかもしれませんが、結果、術後は気をつけないといけないんです。

食事療法をしっかり守ることが重要です。また、症状が出てる時は、対処法や治療が必要になります。

症状が出た時の対処法

  • 冷たい飲み物を避ける
  • 横になって休息(安静)
  • 糖質の補給(飴玉、ジュース、砂糖など)

これはあくまでも、低血糖症状が出た時の対処法です。ですが、これでも症状が治らない場合や、症状がひどい場合は以下のような治療が必要になります。

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症状がひどい時の治療法

  • 血管作動性物質に対する抗ヒスタミン薬
  • 粘膜刺激に対する粘膜保護剤
  • 自律神経系に対する抗不安薬
  • 腸管運動亢進に対する鎮痙薬

これは治療法というより、症状をおさえるための対処法でしかありません。基本的には、食事療法が大切です。ですが、稀に再手術をする場合もあります。

食事療法は予防にもつながりますので、詳しくご説明します。

原因がはっきりしてる分、予防法も治療も、それを防げぐように気をつければいいわけです。大事なのは、食事の方法や、内容ですね。

食事療法

  • 糖質を減らす
  • 脂質を減らす
  • 食事中の水分摂取を控えめに
  • 少量の食事で回数を多く分ける
  • 高蛋白、山脈肪、低炭水化物
  • 刺激のあるものを避ける(冷たすぎるもの、暑すぎるもの、辛すぎるもの等)

そして、食後はすぐに動かず安静にすることも大切です。また、胃切除後は貧血にもなりやすいため、食事の内容にも気をつけ、鉄分の多い食材を摂ることもおすすめです。

上記以外でも、ダンピング症候群は自律神経の要素もあるので、ストレスをためない、考えすぎない、気にしすぎないというのも大切です。

もう病気は胃切除によって治った、これはしょうがないものと前向きに考え、うまく付き合っていくのも良いでしょう。

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最後に

  • 食直後の30分程度で現れるものを早期ダンピング症候群
  • 食後時間が経過して2.3時間後に起こるものを後期ダンピング症候群
  • 低血糖や貧血の症状や様々な体の異変が出る
  • 低血糖状態を食事によって改善することが治療や対処法になる
  • 自律神経のバランスを整えることも大切
  • 食事療法が予防にも治療にも大切

 

胃切除手術前と同じように考えてはいけないというわけです。常に、このような症状が起こるかもしれないと予測し、もしもの場合に備えて飴を常備しておいたりすることで、精神的負担も軽くできます。

胃切除しなければ、命自体が危なかったかもしれない、今はそれが助かったんだからと前向きに考え、うまく付き合っていくのがダンピング症候群を起こさせないカギでしょう。

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