高齢化に伴い、年々認知症の患者さんは増加しています。それに伴い各国で認知症に関するさまざまな研究が進んでいます。

もしかしたら認知症なのでは?と家族が心配したり、もしかして認知症なのかもしれないと自覚症状がある人もいるでしょう。

今回はどのような人が、認知機能のスクリーニング検査を受けた方がよいかをまとめました。

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認知機能のスクリーニング検査を受けた方がいい人は?

脳ドックにおいて、認知機能スクリーニングの検査が勧められているのは、以下の場合です。

  • 本人あるいはその家族が認知症を心配している場合。
  • 認知症の家族歴がある場合。
  • 医師が問診上、認知症を疑わしいと考える場合。
  • 医師が画像診断上、認知症を疑わしいと考える場合。

年齢や、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常などの血管危険因子は含まれないんですね。

また脳卒中の既往があってもその対象にはならないということです。

Alzheimer disease

しかし、勧められてはいませんが、年齢、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常の中で、一つだけ優位に認知症で最も多いアルツハイマー病のリスクを優位に上げるものがあります。

それは何だと思いますか?

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糖尿病は認知症のリスクを上げる!

その答えは糖尿病なんですね。

福岡県の久山町では九州大学が住民を対象に行った調査によると、

糖尿病は、アルツハイマー病にかかるリスクを有意に上昇させる。

事が分かっています。この研究のみでなく、世界中で同じ傾向の結果が出ているのです。

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さらには糖尿病は、がんになるリスクも上昇させる事が分かっています。
2010年に米国糖尿病学会と米国癌学会が出した声明によると、

糖尿病は、膵がん、肝臓がん、大腸がん、乳がん、子宮体がん、膀胱がんのリスクを有意に上昇させる。

のです。

糖尿病があって、最近物忘れが気になるという方は、認知機能のスクリーニング検査や脳ドック、神経内科など専門科の受診を考えたり、糖尿病のかかりつけ医に相談してみるのもよいでしょう。

最後に

アルツハイマー病をはじめとした認知症の研究は進んでおり、現在では、アミロイドペットなどを用いると、認知症発症前からそのリスクを評価することも可能です。

おかしいなと思ったら、かかりつけ医や専門科に相談してみるのがよいですね。

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