年々増加傾向にある糖尿病ですが、糖尿病には運動が効果的と言われています。もちろん同時に食事のバランスも重要です。

運動をせずに、食事のバランスも壊れてしまうと体重は増え、肥満となります。

実はこの肥満、様々な病気の原因ともなりますが、肥満自体が糖尿病とも深い関係があるってご存知でしょうか?肥満が糖尿病と関係するということは、肥満を解消する必要がありますよね。

今回は、

  • 糖尿病にはなぜ運動が効果的なのか?
  • 運動や食生活の改善でも痩せられない人はどうしたらいいのか?
  • 糖尿病と肥満との関係

についてお話したいと思います。

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 糖尿病にはどうして運動が効果的なの?

糖尿病にはなぜ運動が効果的なんでしょう?
運動は、体重や脂肪を減らすだけでなく、基礎代謝や免疫機能も上げてくれるんです。

運動をした場合としなかった場合に分けて、糖尿病の血糖値やインスリンを測定するブドウ糖負荷試験が行われたところ、継続的な運動をすると、血糖値も抑えられ、インスリン抵抗性も改善したというデータがあるんです。

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ですが、運動だけでは肥満はなかなか解消しません。同時に食生活の見直しも大切です。体重を減らすにはどうしたらいいのか?ご説明します。

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体重を減らすにはどうしたらいい?

色々なダイエットに挑戦したんですが、どういうダイエットが効果的なのか?いまいち分かってません。おすすめの方法を教えて下さい。
体重を減らすうえで大事なポイントをご説明します。
  • 体重測定が大事
  • 達成しやすい目標を設定

体重測定のポイントは?

起きてすぐ、朝食後、夕食後、就寝前、と1日4回体重を測りましょう。体重は運動した後、食べた後、目で見て数値として変化が分かります。今自分はどれくらい食べたから、どれくらい増えた。どれくらい動いたから、どれくらい減った。自分の体を知ることが大切です。

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目標設定のポイントは?

まずは、3%と低めの体重減量を目標としましょう。初めから高く設定すると挫折しやすく、途中くじけてしまいがちです。また、達成すると喜びを感じ、次も頑張ろうと意欲もわいてきます。達成できれば次は5%と徐々に目標をアップしていけばいいんです。

中には、全然食べていないのに太る・・・と言われる方も多いですよね・・・。
  • マヨネーズがスプーン1杯7g

です。そのマヨネーズ7gは少量のように感じますが、それだけで50kcalあり、そのカロリーを消費するには25分のウォーキングが必要です。ですがこれを1週間、1カ月、1年、10年と積み重ねていくと・・・

  • 1カ月では1500kcal
  • 1年では18000kcal
  • 10年では180000kcal

にもなるんです。なので、そういうところで体重増加にもつながります。

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じゃあ、食習慣ではどういうことを気を付けたらいいのか?ポイントはこちらです。

食習慣のポイント

  • 腹7~8分目
  • 品数を多くする
  • 脂肪は控えめに
  • 食物繊維を多くとる
  • 朝・昼・晩の食事を規則正しく
  • ゆっくりよく噛む

関連記事)糖尿病の糖質制限の効果は?問題点はないの?

それでも痩せない時はどうしたらいい?

運動してもだめ、食生活の改善しても効果がない、という時はどうしたらいいのでしょう?
そういう場合は、外科的手術という方法もあり、日本でも行う場合が増えてきました。
  • 胃バイパス術
  • 胃部分切除術
  • 胆膵バイパス術

以上の外科的手術を行い、劇的に体重を減らすという方法もありますが、日本人の場合は胃部分切除術が最も効果的と言われています。

メタボリックシンドローム検診を受けることも大切です。身長と体重の割合で外科的手術を推進します。

外科的手術を受けることもある基準は?

基準 BMI=体重/身長(m)²≧35
  • 150cmなら78.8kg以上
  • 160cmなら89.6kg以上
  • 170cmなら101.2kg以上
  • 180cmなら113.4kg以上

上記の時に手術を受けることが考慮されることもあります。ただしあくまで手術は最終手段と考えてください。

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外科的手術は簡単なようで何だか怖いですが、まず食生活の見直しと運動で、肥満を改善させ、肥満予防をしたいと思います。

糖尿病と肥満との関係は?

肥満だと糖尿病になりやすいって本当ですか?
はい、本当です。肥満は糖尿病の原因ともなり、また糖尿病の人は肥満を解消することで治療効果も高まります。

糖尿病の場合、インスリン抵抗不全が血糖値を上げることにつながり、糖尿病となるんですが、このインスリン抵抗不全は体脂肪、特に内臓脂肪によって一層促進されるため、肥満は糖尿病の原因や悪化にもつながるんです。

肥満にも種類があり、糖尿病の場合、どのような肥満がいけないのか?ご説明します。

肥満の種類は?

大きく分けて、肥満にはリンゴ型と洋ナシ型の2種類があります。

リンゴ型

内臓脂肪が多く、女性に比べ男性が多い。

洋ナシ型

皮下脂肪が多く、男性に比べて女性が多い。

糖尿病の場合、このリンゴ型の内臓脂肪が多いタイプが関係するんです。

おへそ周りを測ることで、分かるんですが、そのおへそ周りの断面図をCTで見た場合、皮下脂肪や内臓脂肪がどれくらい付いているかが分かります。内蔵脂肪は糖尿病だけでなく、血圧上昇や脂質上昇にもつながるんです。そして、その内蔵脂肪型肥満は、動脈硬化やがんの要因ともなります。

abdominal subcutaneous fat

CT撮ったら一発でわかるんですね・・・

関連記事)糖尿病の原因は?なりやすい、なりにくいってあるの?

最後に

  • 運動は糖尿病の改善にもつながる
  • 毎日時間ごとに体重を測ることが大切
  • 届きやすい目標設定
  • 痩せない人には外科的手術もおすすめ
  • 肥満は糖尿病の原因にもなる
  • 内蔵脂肪が多いと糖尿病になりやすい

糖尿病になる前から肥満とともに動脈硬化症は進んでいます。肥満は糖尿病だけでなく様々な病気の原因ともなります。肥満解消は日々の積み重ねが大切です。ですが、それ自体がストレスになってしまうのは体にとってもよくありません。外科的手術を含め、一度相談することをおすすめします。

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