現在、心臓疾患は、がんの次に死亡率が高い日本人の病気となっています。

その様な背景からも、近年心臓病の早期発見に取り組む医療機関も増えて来ています。

その一つとして注目される、『心臓ドック』についてまとめました。

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心臓ドックとは?

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これまで、心臓病を早期に発見する事は困難とされていました。しかし、現在においては、画像診断(MRI、CT)の技術の進歩により、心臓病を早期に発見する事は不可能では無くなりました。

その様な最新の技術を使用し、心臓病、特に自覚症状が少ない、

  • 心筋梗塞
  • 狭心症
  • 心臓肥大

等の病気の兆候を早期に発見する事、又、危険な不整脈の発生を予知するなどを目的として行なわれるのが、『心臓ドック』と呼ばれています。

この様に、

  • 突然死の予備軍を未然に防ぐ目的のある『心臓ドック』

です。

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その突然死(心臓突然死)の原因を以下にまとめました。

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心臓ドック 心臓突然死の原因は?

原因は多くある様ですが、一番多いとされる原因は、

  • 急性心筋梗塞

です。急に心臓を栄養する冠動脈が詰まってしまい、心臓に栄養が行き届かなくなることで心臓が虚血から壊死(梗塞)に陥ってしまうのがこの急性心筋梗塞であり、突然死の原因となります。

この病気が発症する原因は、心臓を取り巻く動脈に軽度の

  • 動脈硬化症

がある事が分かっています。

そしてこの動脈硬化症は、高血圧、加齢に加えて脂質異常症や喫煙など様々な因子が原因となって起こります。自覚症状として出る前に、気づかないうちにこの動脈硬化は進んでいるのです。Heart 1

心臓ドック 心臓発作が起こる仕組みは?

心臓を取り巻く血管の内側に、柔らかい脂質とコレストロールが時間を掛けて蓄積されて大きくなります。

これらの蓄積が数十年経過する事で、ある日、突然に破裂してしまい、そこから、脂質や血栓が流出して、心臓の血管である冠動脈を塞いでしまう事で、急性心筋梗塞は起こります。

この様な事にならない為にも、冠動脈を詳細にチェックして、柔らかく安定しない脂質の状態を前もって診断できる事は大切な事になります。

参考記事)冠動脈の解剖・番号は?覚え方のコツは?

心臓ドック 心臓画像診断(心臓CT、心臓MRI)の進歩

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心臓MRI,心臓CTの進歩により、心臓の筋肉や状態、形状、そして弁の動き、冠動脈までを鮮明に映し出す事が可能となりました。又、心臓の周りの蓄積された脂肪も撮影する事が可能です。

この様な技術の進歩により、心臓発作は防げない事では無くなりました。早期に診断を受け、適切な処置、治療を行なう事で予防に繋がります。

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最後に

日々の食生活、運動習慣や喫煙習慣を見直すことがまず重要となりますが、同時に自分の心臓や血管がどのような状態にあるのかをチェックできるのが心臓ドックです。

特に動脈硬化のリスクが高い人は、定期的に心臓ドックを受診されることをお勧めします。

 

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