子宮筋腫というと、悪性ではないため、そこまで大きくならないうちは・・・と手術に踏み切らず、そのままにしている人も多いと思います。ですが、子宮筋腫を持つ人が妊娠した場合はどうでしょう?

私も、子宮筋腫を抱え、腫瘍が小さかったため、放置し、定期検診のみ受けていたんですが、そんな私が結婚し、妊娠したんです。そうなると、どんどん疑問が出てきました。

  • 子宮筋腫の場合の流産のリスク
  • 出産は帝王切開の方がいい?
  • 子宮筋腫を持つ場合の出産のリスク
  • 妊娠すると腫瘍は大きくなる?

といったことが私の脳裏をよぎり、なかなか人にも聞けないため、不安で不安で・・・。そこで今回はこの子宮筋腫を持つ場合の妊娠出産について予防方法も含めご説明したいと思います。

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子宮筋腫の場合流産のリスクは高くなる?

子宮筋腫を持っているんですが、その場合、流産のリスクは高くなるんでしょうか?
医師
子宮筋腫の流産リスクについてご説明します。

基本的に子宮筋腫があると妊娠しにくいと言われていますが、全くできないというわけではありません。そして、子宮筋腫がありながら妊娠したこと子宮筋腫合併妊娠といい、流産のリスクは高くなります。また、リスクとして下記のようなことが挙げられます。

  • 流産
  • 骨盤位などの胎位異常
  • 上位胎盤早期剥離
  • 前期破水
  • 胎児発育不全

全ての方にこのような症状が出るというわけではありません。ほとんどの方は普通に出産までいくことができますが、このようなリスクもあるということを頭に入れ、慎重に妊娠期間過ごさなくてはいけません。特に子宮筋腫が子宮内を圧迫し、胎児が発育不全となったりすることもあり、お腹の張りや痛み、出血等の症状があった場合はすぐに受診しましょう。

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子宮筋腫の場合は帝王切開の方がいい?

子宮筋腫がある場合は、帝王切開になるんでしょうか?
医師
子宮筋腫の場合の出産についてご説明します。

子宮筋腫の場合、必ず帝王切開になるということはありません。ただ、子宮筋腫のある場所により、帝王切開になる場合があります。

  • 子宮筋腫が出口付近にある場合
  • 子宮筋腫が大きい場合

上記のような場合には、胎児と母体の安全を考慮し、帝王切開になる場合もあります。また、中には帝王切開の時、出血が少なければ、一緒に子宮筋腫をとってしまうということもあるようです。

医師
しかし、帝王切開の場合出血も多くなるため、普通は筋腫まで一緒に取ることはなく、後日また検討して、ということの方が一般的です。

関連記事)子宮筋腫の手術は保険適用される?費用はどれくらいかかる?

子宮筋腫がある場合の出産のリスクは?

子宮筋腫があると出産時にもリスクがあるんですか?
医師
子宮筋腫がある場合の出産のリスクをご説明します。

普通分娩の場合

  • 微弱陣痛
  • 出産が長引く
  • 産道通過障害
  • 大量出血
  • 早産

子宮筋腫がある部分は子宮が収縮しないため、微弱陣痛となり、出産が長引くことにより、母体にも胎児にも負担が大きくなります。また、産後も子宮収縮が弱く、大量出血につながることもあります。また、筋腫が出口付近にあると、胎児が通りにくく、産道通過障害を起こすリスクもあります。

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帝王切開の場合

  • 出血多量

筋腫があることにより、普通分娩同様子宮収縮が弱く、大量出血を起こす場合があります。また、帝王切開時の縫合に筋腫が邪魔になったりすることもあります。

 

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妊娠中に子宮筋腫は大きくなる?流産を予防する方法は?

妊娠中に筋腫が大きくなったりすることはあるのでしょうか?また、筋腫を予防できたりする方法はありますか?
医師
妊娠中の子宮筋腫についてご説明し、流産を予防する方法をご紹介します。

妊娠中、子宮筋腫が大きくなる場合とならない場合があります。それは、妊娠中の子宮の成長と共に、筋腫も伸びて大きくなったり、また押しつぶされて小さくなることもあります。また、女性ホルモンのエストロゲンの働きによって、筋腫が大きくなることもあり、逆に出産後の授乳中はエストロゲンの働きが弱まるため、筋腫が小さくなる場合もありますが、生理が再開すれば元の状態に戻ります。

子宮筋腫があっても流産を予防する方法

  • 食生活の改善
  • 漢方
  • ストレスをためない

妊娠中の食生活で気を付けるべきは、ジャンクフードや生もの、体を冷やす食べ物は避け、免疫を上げるべき食生活をすることが大切になります。葉酸やビタミンが多くふくまれた食事をとることも重要です。また、血流をよくし、ストレスをためない暮らし、胎児にも害のない漢方に頼るのも1つの手でしょう。

また、とにかく早期に気付くことで流産を防ぐことが出来ます。お腹の張りや痛み、出血の他に、おりものが急に多くなり痒みも出たという場合には、早目に受診しましょう。

ninshin

ありがとうございました。大変参考になりました。せっかく授かった命、無事に出産できるよう気を付けて過ごしたいと思います。

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最後に

  • 子宮筋腫があると流産リスクは高くなる
  • 必ず帝王切開になるわけではないが、筋腫の位置などにより安全性を考え、帝王切開になる場合もある
  • 子宮筋腫がある場合、普通分娩時、微弱陣痛になり出産が長引くことがある
  • 子宮筋腫があると、出産時に出血多量になる場合がある
  • 食生活やストレスをためないようにして免疫を高め流産を予防

いかがでしたでしょうか?私も無事に妊娠期を乗り越え、普通分娩で出産し、今ではやんちゃで元気な子に成長して、更には2人目も無事妊娠出産できました。

リスクを知り、頭に入れておくだけで、もしもの時に備えた対処や心構えができるので違います。ご主人とも話し、妊娠中無理なく過ごせるよう夫婦で協力しストレスなく過ごせることが母体にとっても胎児にとっても1番です。

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