Reflux esophagitis Pregnant woman Eye-catching image

胸のムカムカや胃酸の逆流といった症状がある逆流性食道炎ですが

実は妊婦にも多い!

ってご存知でしょうか?

実際、私も、妊娠初期の頃は完全な悪阻症状だったものの、妊娠後期になると、また悪阻とは少し違ったすっぱいものが上がってくる感覚があり、胸のムカムカと共に、症状に苦しめられました。

今回は、妊婦の逆流性食道炎について、

  • どうして妊婦が逆流性食道炎に?原因は?
  • 悪阻と逆流性食道炎の違いは?
  • 薬はどうしたらいいの?
  • 薬以外の対処法

といったことについてご説明し、合わせて私の体験談もご紹介したいと思います。

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どうして妊婦が逆流性食道炎に?原因は?

妊娠8か月なんですが、悪阻なのか?逆流性食道炎なのか?分からないような症状が続いています。母に相談すると「妊婦は逆流性食道炎になりやすいのよ」と言われたんですが、本当でしょうか?
医師
妊婦が逆流性食道炎になりやすいというのは事実です。しかし、どうして妊婦が逆流性食道炎になるのか?原因についてご説明します。

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妊婦が逆流性食道炎になる原因はこれ!
  • 子宮が胃を圧迫するから
  • ホルモン変化
  • 悪阻による影響

 

医師
一つ一つ見ていきましょう。

子宮による胃の圧迫

お腹が大きくなると同時に、子宮も妊娠数週が進むにつれ大きくなります。子宮が大きくなると、その上にある胃を圧迫し、胃を押し上げてしまうため、胃酸の逆流につながると言われています。

ホルモン変化

妊娠すると、黄体ホルモンが増加しますが、この黄体ホルモンには胃腸機関の動きを鈍らせてしまう働きがあり、消化不良を起こしやすく、胃酸が多くなり、逆流性食道炎を引き起こしやすくなると言われています。

悪阻による影響

悪阻による嘔吐や胃酸の逆流胃や喉、食道に炎症が起こり、逆流性食道炎になるとも言われています。

関連記事)逆流性食道炎の原因、ストレスが関係するってホント?検査方法は?

悪阻と逆流性食道炎の違いは?

悪阻と逆流性食道炎の症状はどう違うのでしょうか?
医師
悪阻症状と、逆流性食道炎症状についてご説明します。

悪阻の症状

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 喉の詰まり
  • だるさ

逆流性食道炎の症状

  • 胸焼け
  • 吐き気
  • 胸の痛みや違和感
  • 喉の痛みや違和感

症状はすごく似ているんですが、悪阻は時間関係なく起こるのに対し、逆流性食道炎の症状は食後や空腹時、朝起きてすぐなどに症状が出やすいようです。

また、悪阻は嘔吐を繰り返して胃や喉が荒れてしまった場合に起こる痛みはありますが、ほとんどの場合は逆流性食道炎のような痛みがないのが特徴です。

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関連記事)逆流性食道炎に良い食事レシピは?食べていいものダメなものを紹介!

薬はどうしたらいいの?

妊娠中だと自由に薬を飲めませんよね。また、薬の影響も気になります。どうしたらいいのでしょうか?
医師
まずは、かかりつけの産婦人科で相談してみることをおすすめします。妊婦でも飲める薬を処方してもらえます。

妊娠中は飲める薬と飲めない薬があるので、自己判断で市販薬を飲まず、医師に処方してもらうことをおすすめします。

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妊娠中に逆流性食道炎の薬として処方される薬

  • ガスター
  • タケプロン
  • オメプラール
  • マーロックス
  • ネキシウム

基本的にこれらが妊娠中でも逆流性食道炎の薬として処方されます。妊婦でも飲める薬になってるので、症状を我慢し続けるのではなく、薬で改善を試みるのも一つの手です。

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薬以外の対処法。自分で出来ること

妊娠中でも飲める薬だからと言われても、薬を飲むこと自体に抵抗があります。そんな時に自分で出来る対処法はありませんか?
医師
薬以外の対処法として、実際にこうして楽になったという体験者の声をご紹介します。
  • 「パンを食べるとムカムカがひどくなったので、パンを控えた」
  • 「座椅子などの傾斜を利用して横になったら少し楽になった」
  • 「食事に気をつけ、喉の通りの良い物。消化の良い物を、特に豆腐をよく食べた」
  • 「就寝2時間前は食べ物を口にしないようにした」
  • 「水分を多く取り、食事量を減らした」

「妊娠中なんだから気分が悪くたって子供のために食べなさい」とお姑さんに言われて無理して食べていて、症状のひどさに苦しんでいたという方もおられるようです。しかし、無理して食べるのは胃腸にも良くないうえ、自分自身のストレスにもつながり、逆流性食道炎にとっても、赤ちゃんにとってもよくありません。

赤ちゃんはお母さんに蓄えられた栄養だけでも十分に成長してくれます。安心して、食べれるものから少量でいいので、リラックスして過ごすことが大切です。

関連記事)逆流性食道炎、毎日の食事で気を付けるべき6つのポイント!

私の体験談

元々胃腸が弱く、しょっちゅうお腹をくだしたりするタイプだったんですが、妊娠中6か月まで悪阻が続いてやっとひいたかと思ったら、後期になってまた悪阻のような症状に苦しみだしました。

そして、普通出産したら症状が治ったという方が多いようなんですが、私の場合は産後更に症状が悪化。嘔吐や胸の痛み、ムカムカに苦しみ、胃腸科を受診し、胃カメラ検査で逆流性食道炎と分かりました。原因は、妊娠中お腹が大きくなりすぎ、胃が圧迫され、完全に胃の入り口の下部食道括約筋がゆるんでしまったようです。

産後といっても母乳への影響も考え、薬も赤ちゃんにも問題のないものを処方してもらい、食生活で症状を緩和させ、子供がベビーカーに乗れるようになったら散歩など、軽い運動をすることが一番のリフレッシュになったような気がします。

ありがとうございました。大変参考になりました。まずは自分で出来ることから始めてみたいと思います。

関連記事)逆流性食道炎の治療法、どんな薬を使うの?完治までどれくらい?

最後に

  • 妊娠中、子宮が胃を圧迫したり、ホルモンの変化、悪阻の影響で逆流性食道炎になることがある
  • 悪阻と逆流性食道炎の違いは、症状は似ているが痛みを伴うかどうか
  • 妊娠中でも飲める薬はあるが、医師に処方してもらうことをおすすめ
  • 姿勢、食事、に気をつけ、対処する

いかがでしたでしょうか?長く続く悪阻は逆流性食道炎の場合もあります。我慢せず、まずは妊婦健診の際などに医師に相談してみることをおすすめします。

また、産後は赤ちゃんのお世話だけで大変なのに、自分の逆流性食道炎の症状がひどいと更に大変です。日頃の食生活から見直してみましょう。

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