甲状腺がんの症状にはどんなものがあるのか、ご存じですか。きちんと知ることによって、早期発見に繋げることができますよね。また、甲状腺がんの種類生存率検査方法も気になります。
そこで今回は、甲状腺がんについてご説明しましょう。

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甲状腺がんの症状は?

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甲状腺がんの症状は、初期では自覚しやすいものがあまりないというのが実情です。とはいえ、以下に挙げる症状があれば、早めに病院を受診して検査を受けると良いですね。

  • 首に触れて感じられるしこりは硬いが、痛みはない
  • 喉のあたりに違和感や圧迫されるような感じがある
  • 声の調子が悪く声がれを起こしている
  • 呼吸をするのが苦しい
  • 血痰が出る
  • 首や喉のあたりに痛みを感じる
  • 衰弱状態になる

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甲状腺がんの種類は?生存率は?

一般女性
甲状腺がんにはどのような種類がありますか。

医師

5種類の甲状腺がんタイプがあります。

  • 甲状腺乳頭がん=硬い不揃いな凹凸状の甲状腺腫があり、気管に癒着して可動性は低い
  • 甲状腺濾胞がん=表面が不揃いの甲状腺腫があり、気管に対する可動性に制限がある
  • 甲状腺髄様がん=孤立性の硬い甲状腺腫があり、血中カルシトニンやCEAが高い値を示す
  • 悪性リンパ腫=びまん性か結節性の甲状腺腫が急速に増える
  • 甲状腺未分化がん=高齢者に多く、圧痛のある硬い甲状腺腫が首の前あたりに急速に増える
一般女性
それぞれの甲状腺がんの生存率はどれくらいですか。
医師
甲状腺がんの生存率は種類によって高いものと低いものに分かれます。しかし比較的、予後が良いとされており、10年生存率を指標にすることが多いですね。
  • 甲状腺乳頭がん=およそ85~95%
  • 甲状腺濾胞がん=およそ65~85%
  • 甲状腺髄様がん=およそ65~80%
  • 悪性リンパ腫=およそ50~70%
  • 甲状腺未分化がん=(予後が良くないため3年生存率で)およそ10%以下

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甲状腺がんの検査方法は?

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甲状腺がんの検査については、以下のような手順を取ることが多いです。

病院を受診し、医師による診察をうける

  • 問診する
  • 首や甲状腺のあたりを医師が目で確認したり、触診したりする

画像検査を行う

  • エコー検査=超音波を体にあてることで、甲状腺やしこりの観察、及び、周囲の臓器やリンパ節への転移の有無を調べる
  • シンチグラフィー検査=微量の放射線物質を投与して放出される放射線を専用の装置で画像化し、しこりや再発の有無を調べる
  • CT検査=X線をあてて体内の様子を描き、がんの広がりや周囲の臓器への転移の有無を調べる
  • MRI検査=磁気をあてて体内の様子を描き、がんの広がりや周囲の臓器への転移の有無を調べる

病理検査を行う

  • 血液検査・腫瘍マーカー検査=血液検査を行い、腫瘍マーカーの値がどのように出るかを調べる
  • 穿刺吸引細胞診=甲状腺にあるしこりから注射針で直接細胞を採取し、顕微鏡で調べる

これらの診察・検査を早期に行うことによって、早めの発見と治療に入れるのです。

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最後に

甲状腺がんは初期だと自覚症状があまりありません。しかし、痛みのない硬いしこり喉に違和感があったり、声がれが続くような場合には、早めに病院を受診することが大切です。
甲状腺がんは予後が良い種類もあるので、早期発見・早期治療を心がけたいものです。

尚、甲状腺がんの検査は、病院の医師による診察を受けた後、画像検査病理検査を行うことで判断されます。これらの診断を早めに受けるためにも、首のしこりや喉の違和感が続くようであれば、専門医に診てもらうのが良いですね。

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