病気をするのはただでさえ辛い事ですが、それが異国となると医療システムも良く掴めずに、不安は大きくなるものです。

私の住むイギリスには、NHS(National Health Service)と呼ばれる国営の医療サービスがあります。

何かと問題も多いこのシステムですが、今回このNHSを利用して胃カメラ大腸カメラ検査を同日に受けました。

今後、イギリスで同じ検査をされる方もいらっしゃるかもしれませんので、今回は、私の実際に受けた検査の流れをお話したいと思います。

お役に立てば幸いです。

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イギリス医療 胃カメラ、大腸カメラを受けるまでの道のり

イギリスにお住まいの方でしたらご存知のように、こちらで何か健康に問題がある場合には、まず登録済みのGP(General Practioner)に診察して貰う必要があります。

そこで、このGPがもっと調べる必要があると判断した場合、また、患者側からの要望がある場合には、大きな医療機関で専門医に診て貰う事が可能となります。

私の場合は、貧血と判明し、体内での出血が疑われるので専門医に診てもらうことになりました。

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ここで、GPから専門医に予約が入り、実際に診察してもらうまで約2週間待つ事に・・・。
そして、専門医の判断で胃カメラ、大腸カメラの検査を受ける事になり、予約が取れるまでにも約2週間待ちました。

これは、タイミングなどもありますので一概には言えませんが、NHSは待たされる医療機関ですので覚悟は必要です。

関連記事)大腸カメラ検査とは?

 

イギリス医療 胃カメラ、大腸カメラ検査を同時に!?

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最初、どちらも一緒に検査すると言われた時は、正直、頭の中が軽く混乱しました。(笑)
まさか、同日でも時間を置いてするのだと、自分の中では納得していたのですが・・・。

本当にどちらも一緒に検査する早業の検査でしたので、そのことは後ほどお話しますね。

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イギリス医療 胃カメラ、大腸カメラ検査前の準備は?

検査の7日前から鉄剤などの薬を飲むのを止める必要があります。

そして、2日前から食事制限となりますが、食べられる物リストにちょっと戸惑いました。

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食べられるリストは以下の通りです。

 

  • 茹でた鶏肉
  • 白いパン
  • ジャガイモ(皮なし)
  • マーガリン、バター
  • チーズ
  • プレンなビスケット

 

日本でしたら、バーターやチーズはNGのはず、国の違いを感じました。

検査前日は、上記のリストの中から、しっかり朝食を摂るように勧められます。
その後は、固形食は禁止ですが、水を2L以上は飲み、その他にもコーヒー、紅茶は少量のミルクが可、クリアなスープ、赤以外のジェリー、シャーベットは可能との事。

私は、朝食には日本式に卵粥、その後はひたすら水を飲む事で、不思議と空腹感は感じませんでしたが、身体に力がなくなっていく感じはありました。

そして、朝食後、8時にいよいよ下剤を飲む事になります。
下剤は、Picolaxと言う種類で、事前に2袋、粉末状の物を渡されますので、その最初の1袋を150ccの水に溶かして飲みます

味は少しレモネードに似ているような感じで、思っていたよりは飲みやすかったですが、好みの問題ですので、なんともいえませんね。

その後、3時間以内に何らかの反応が起こるとありましたが、私の場合には5時間ほどかかり、結構焦ってしまいました。

時間には個人差がある様ですので、焦らなくても大丈夫です。
きっと反応は起こりますから。(笑)

そして、もう一袋は午後の4時に同じ要領で飲む事になります。

私の場合は、検査が翌朝の10時からでしたので、その4時間前からは水分の摂取も不可となりました。

ここまでの感想は、不思議と空腹感はありませんでしたが(下剤でお腹一杯の感が。)、やはりトイレに行くのは辛かったです。

関連記事)大腸カメラ検査 前日の食事は?

イギリス医療 胃カメラ、大腸カメラ同時検査とは!?

病院には付き添いの方と必ず行かれるようにして下さいね。

こちらの検査は、ほぼ一貫して検査に鎮静剤を使用しますので、検査後の車の運転は禁止となります。

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病院では、まず、個室に入りナースからの問診、これからの検査の流れなどの説明がされます。

質問出来る時間もありますので、ここで疑問や不安事項はしっかり伝えるようにされて下さいね。
それから、ベットの6床ある部屋に行き、検査着に着替え、検査時間までベットの上横になつて待つ感じです。

検査着だけでは寒いですので、ご自分のガウンも持って行かれる事をお勧めします。

検査時間になるとナースが部屋に来てくれて、ベットごと治療室に運ばれます。

そして、直ぐに鎮静剤の注射になりますが、その前に、胃カメラの後に、直ぐに大腸カメラをするとの説明がありました。

しかし、この辺りから記憶が無く、次に気付いた時には、大腸カメラの終盤らしく、夢心地の中、自分の大腸内が映されている画像を観ていた記憶があるだけです。(笑)

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鎮静剤の注射がちょっと辛かったぐらいで、後はほとんど何も覚えていないぐらいですから、もちろん検査中の痛みは全く感じませんでした。

両方の検査を同時にしたわけではないですが、そう思えるほどの早業で驚いてしまいました。

その後は、病室に戻り30分ほど休んだ後に、ペパーミントティーとサンドイッチが出されました。

検査が全て終了すると、最初に問診を受けた部屋に付き添い人と戻り、結果をナースから聞いて全てが終了となりました。

ここまで約3時間半の時間となりました。

関連記事)大腸がんの検査方法は?何歳から?

最後に

イギリスでの胃カメラ・大腸カメラ検査の流れを早足でお伝えしました。

 

私が検査を受けた日は、他の患者さんも少なく静かで全てが滞りなく進んだ感じです。

イギリスは何かとハプニングが多いので、ちょっと気が抜けた感じでした。(笑)

最初は何かと不安でしたが、意外にきちっとしていますので、安心して検査を受ける事が出来ると思います。

ここまでの費用は全て無料なのは嬉しいですが、これだからイギリス医療は赤字なのでしょうね。

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